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登録日:2021/11/22 Mon 00 00 03 更新日:2024/02/02 Fri 09 22 16NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 おジャマ キャッシー チームユニコーン ディマク トライブリゲード ビースト ポン太 メルフィー 前田隼人 動物 島直樹 極星獣 獣 獣族 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG種族項目 魔轟神獣 野性の血流交わりしとき、大地を切り裂くパワーが目覚める! 咆哮せよ! ここでは、遊戯王OCGに存在する種族の1つ、「獣族」について解説する。 概要 その名の通り、様々な野生動物をモチーフにしたモンスターが所属している。 ただし一口に野生動物と言っても多くの種類があり、中には鳥や恐竜など「獣」以上に適切な種族分類があるものも多い。 強いて言うなら、野生生物かつ他の種族には当てはまらないその他大勢を纏める括りと呼べるだろうか。 そうかと思えば、巨体で屈強なライオンファイターが獣族でも獣戦士族でもなく「戦士族」だったりするのだが。 アニメや原作では、獣族中心のデッキを組んだ登場人物は多くない。 無いのだが、GXにてひょんなことから万丈目準が使用したおジャマモンスターを始め 熱いデュエル描写と誤解されかねない仕草のチームユニコーンであったり、どこか親近感すら感じさせるへっぽこぶりを披露した島直樹だったりと 天使族を使用する「非」女性デュエリストほどではないにしろ妙なところで印象に残りやすい。 またサーカスの猛獣をイメージしているのか榊遊矢の使う【EM】にはこの種族のモンスターが多く、エースモンスターである《オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》には獣族との融合体である《ビーストアイズ・ペンデュラム・ドラゴン》という派生がいたりする。 そもそも主人公勢が地味に使用するモンスター郡でもあり、遊星と遊作以外の主人公は何らかの形で一度は獣族を召喚していたりする。 特色 獣族の特徴として、戦術の核が極端にモンスター寄り、という点が挙げられる。 サポート魔法・罠の層は薄い上に貧弱なため、実質的にサポートカードがないも同然の種族だが、代わりにそれらの役割は獣族モンスター自身が内蔵する形となっており、自己特殊召喚効果を持つ獣族も非常に多い。 《No.64 古狸三太夫》のように、低ランクエクシーズを中心に戦闘向きの効果を持つモンスターも充実しているため、やろうと思えばモンスターとわずかなサポートカードだけで必要な布陣はある程度敷けてしまう。 この性質上、魔法・罠を一切使わない「フルモンスター」デッキを構築しやすい種族でもあり、フルモン構築の際は魚族や海竜族、水族と並んで頻繁にお呼びがかかる。 また、《レスキューキャット》や《魔獣の懐柔》を始めとした下級モンスターの展開手段が異常に発達している。 他種族のように一旦墓地へ溜め込む必要もなく、デッキから直接引っ張り出してこれるため、《マクロコスモス》などのメタカードにも強い。 しかし、この方法で出せる獣族は総じてレベルも攻撃力も低い下級モンスターばかり、というのが欠点。 上述の通り、低レベルの大量展開だけでも戦えはするのだが、それらは往々にしてモンスター効果ありきの為、効果無効化系のカードを使われると一網打尽にされがち。 モンスターに戦術を依存しているという意味でも、頼りない素の攻撃力を強力な効果でカバーしているという意味でも、無効化系カードの代表である《スキルドレイン》は天敵となる。 他には鳥獣族や獣戦士族と一緒のサポートを受けられる「ビースト系」に属していることも大きなメリットになっている。 一昔前までは「ビースト系」の強さは凡俗だったものの、《獣王アルファ》や【鉄獣戦線】などの登場により、第一線のデッキに進化している。 獣族テーマ おジャマ キモさが一周回って可愛らしくも見える、万丈目の相棒。 相手のモンスターゾーンを使用不能にして動きを制限する戦法を得意とする。 言われなければ、誰一人としてこいつらを獣族だと認識できないだろう。 鉄獣戦線 俗に「ビースト系」と括られる「獣族・獣戦士族・鳥獣族」を中心にしたリンク召喚デッキ。 墓地のモンスターを素材にリンクモンスターを召喚し、着々と場を整えていく。 ビースト系のカードを存分に採用できるため、デッキの融通はかなり利く。 ベアルクティ 水属性かつ獣or獣戦士で統一されたデッキ。 さながら5D'sに登場したダークシンクロのような動きを披露している。 魔轟神獣 魔轟神から派生した光属性・獣族デッキ。 「手札」に密接に関係した効果を持ち、特に手札から墓地へ行くだけでアドバンテージを稼いでくれる者も多い。 メルフィー 攻撃力が低いながらもフィールドから手札に戻りつつ状況を整えていくデッキ。 一見するとメルヘンチックな雰囲気だが、物騒で厳つい「おともだち」が大勢いることでも有名。 ネムレリア ぐっすり眠っているお姫様の見ている夢の世界に住む、お菓子でできた獣たち。 戦術がシンプルで扱いやすく、かつズァークだの光のピラミッドだのとラスボス級のカード群とシナジーの強いテーマ。 いったいどんな夢を見てるのやら。 代表的な獣族カード モンスターカード レスキューシリーズ レスキューキャットに端を発する、レベル4の獣族シリーズ。 制約などはそれぞれで異なるものの、いずれもデッキから複数体のモンスターを特殊召喚する効果を持っている。 レスキューモンスター自体に召喚権を使うものの、《緊急救急救命レスキュー》という専用サーチ手段もあり、展開補助としては一級品。 それぞれの対応範囲は以下の通り。 《レスキューキャット》:レベル3以下の獣族を二体、効果は無効になる 《レスキューラビット》:レベル4以下の同名通常モンスター二体 《レスキューラット》:エクストラデッキに表側でいるレベル5以下のペンデュラムモンスターと同名モンスター二体、効果は無効になる 《レスキューフェレット》 レベルの合計が6になるように、予め場にいるリンクモンスターのリンク先に任意の数、効果は無効になる 王虎ワンフー 攻撃力1400以下のモンスターが召喚・特殊召喚されるたびに該当モンスターを破壊する、疑似的な召雷弾効果を持つ。 EXデッキからの展開のために攻撃力の低い素材モンスターを並べるという流れは一般的になっており、それを強烈に妨害してくれる。 偶に素材のためのモンスターなのに攻撃力が1400を超える場合もあるので、《強者の苦痛》など攻撃力を下げる永続効果と合わせるとより盤石になる。 獣王アルファ 容易な召喚条件、使いやすい除去効果、十分な打点が揃った、《ダイナレスラー・パンクラトプス》に引けを取らない汎用カード。 単体で使用しても十分だが、ビースト系統デッキに使用することでさらに力を発揮する。 EMモンキーボード ただでさえ安定性が高くて強力だったデッキに、更に追加された超優秀サーチャー。 過ちを繰り返した結果、最速禁止記録と憎しみを生み出してしまった。 飛行エレファント 「トムの勝ちデース!」を忠実かつ斜め上に再現した特殊勝利モンスター。 森の番人グリーン・バブーン かつての獣族デッキにおけるエースモンスター。 当初の効果は「戦闘破壊・効果破壊どちらもトリガーにできた」「ダメージステップ中でも発動できた」「一回の破壊で複数枚バブーンを出せた」のだが 度重なるエラッタによりそれらの利点を失ってしまった。 地縛神 Cusillu 無理して固有効果を活かそうとすると「モンスターと戦闘しないで済む」という地縛神の共通効果を台無しにしてしまう「自爆神」。 ただし《Ai打ち》と合わせればロマンダメージを叩き出せる。 こいつの本領は「特殊召喚に縛りが無い」「攻撃対象にならないので攻撃抑制の壁になる」「レベル10獣族」という点から、ネムレリアでの運用だろうか。 スクラップ・コング いくら効果破壊がコンセプトだからって、スクラップ使いに希望を与えてそれを奪い取るのはいかがなものか。 ……と言われてたのも昔。今はカードプール増加と色んな新規も合わさり、スクラップで普通に使えるカードになりました。マジで。 「召喚権を増やせるカード」や「破壊をトリガーにモンスターを持ってこれるカード」がスクラップに追加された現在、かつて悲観されていた「召喚権を使った結果が自爆するゴリラ」という特性もコンボに活かせる様になっている。 融合モンスター ナチュル・エクストリオ 実質ノーコストで相手の魔法罠を阻止し続けることができる、最高クラスの妨害カード。 融合素材としてシンクロモンスターを名指しで二体要求しており、馬鹿正直に用意するのはいくらなんでもなので 《やぶ蛇》や《デビル・フランケン》などで負担の少ない抜け道を使って召喚されている。 マスター・オブ・OZ 効果のないバニラ融合だが、《青眼の究極竜》に次ぐ打点を誇る。 《野性解放》で攻撃力7900と1キル一歩手前、巨大化なら8400と文句なく1キル達成可能な数値となる。 しかし《デビル・フランケン》で出すなら上記の《青眼の究極竜》、正規融合でも融合素材代用モンスターを使えば攻撃力5000の究極竜騎士を出せてしまう。 種族サポートで差別化したい所だが獣族はドラゴン族に比べて目ぼしい正規融合サポートがない。 《融合呪印生物-地》の起動効果でも特殊召喚できる所や、1キル特化以外でも《エアーズロック・サンライズ》で素材共々蘇生できる点等を活かしたい所か。 シンクロモンスター ナチュル・ビースト 地属性モンスターのみでのシンクロ召喚を要求されるものの 回数制限無し、デッキコストで魔法封殺という破格のパーミッション効果を持つ。 攻守ステータスは低めなので、魔法に頼らない戦闘破壊は苦手。 星風狼ウォルフライエ 自己強化効果と、攻撃力4000以上の場合はフリーチェーンの全体デッキバウンスを行う豪快な汎用効果の持ち主。 元々の攻撃力が2500とやや大人しいので、条件を満たす手続きは相手ではなく自分から積極的に進めていく必要がある。 氷結界の虎王ドゥローレン 自分自身も含めたセルフバウンスコンボの申し子であり、その手の無限ループ戦術では重宝されていた。 自分をEXデッキに戻してしまえば事実上回数制限なしのため、良からぬコトに手を染めるのは時間の問題だった。 後年「このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。」のエラッタを課せられたことで無限ループは不可能になり更生している。 《氷結界の龍 ブリューナク》の時点で反省してください 魔轟神獣ユニコール 「自分と相手の手札枚数が一緒」という以上に厳しい条件のもと「相手のカードの発動を無限に阻止し続ける」厳しいパーミッション効果を発揮する。 頭のいい暴れ馬を手懐けるためにも、フリーチェーンで手札枚数を増減できるカードとの併用が必須。 ナチュル・ガオドレイク 地属性縛りをしてまで《大地の騎士ガイアナイト》する利点が現状全く存在しない。 打点で言っても他に追い抜かれ、そもそも《氷結界の龍 トリシューラ》を始めとした他のレベル9シンクロを差し置いて使いたいかと言われると…。 バニラや獣族サポート、《一族の結束》などの種族縛りを意識するとしても、星9なのでレベルを合わせづらい点でも使い勝手が悪い。 ただしフレーバー的にはものすごく優遇されている。星の観測者に選ばれた事でガオドレイクが進化した《神樹の守護獣-牙王》、その牙王と《ナチュル・ランドオルス》と融合した《ナチュル・ガイアストライオ》、 そしてガイアストライオが背中にレラを乗せた状態である《聖霊獣騎 ガイアペライオ》と、派生カードとストーリー上での活躍が多い。 エクシーズモンスター No.64 古狸三太夫 ローレベル獣族デッキの最大の利点は、コレをエクシーズ召喚できることにある、と言っても過言ではない。 フィールド上の最も強いモンスターの攻撃力をコピーしたトークンを生成する。 自分のモンスターの攻撃力が高いなら、戦闘ダメージを飛躍的に増やすことができ もし相手モンスターの攻撃力が高いなら、攻撃力を拝借して攻めに回るかトークンとの相打ちで敵を始末するかを選べる。 幅広いシチュエーションで活躍できる様は、変幻自在に姿を変える化け狸のよう。 No.56 ゴールドラット わざわざ重い素材条件をクリアしてまで《カードトレーダー》を欲する物好きがどこにいるのか。 効果の弱さもさることながら、このカードにかけられた誇大広告も見逃せない。 No.44 白天馬スカイ・ペガサス 相手モンスターの破壊or1000のライフロスを相手が選ぶ効果を持つ。 そもそもの攻守ステータスが低いうえに不安定すぎる効果の持ち主なので、他の優秀なランク4から置いてきぼりにされる。 「相手に選択権があるカードは弱い」というTCGの通説にしっかり当てはまった事例である。 リンクモンスター クロシープ リンク先に特定のモンスターが特殊召喚されることで効果を発動するリンク2モンスター。 基本的には手札交換ができる儀式モンスターか、直接的にアドバンテージを得られる融合モンスターの効果が優先される。 素材縛りが緩いところも高評価。 ちなみに分かりづらいが効果の発動条件は「リンク先にモンスターが特殊召喚された時(任意)」で、適用する効果は「効果解決時にリンク先にいるモンスター」で決まる。 なので片方のリンクマーカーにモンスターを出したときにあえて効果を発動せず、もう片方に特殊召喚したところで発動することにより リンクマーカーに二つのモンスターがいるため二つの効果を適用できる、というテクニックがある。 魔法 エアーズロック・サンライズ 遊戯王GXにて、前田隼人が自分の人生を決めるデュエルで使用したキーカード。 獣族モンスターの完全蘇生と、自分の墓地の獣族・鳥獣族・植物族モンスターの数に比例した全体弱体化効果を持つ。 単純に癖のない蘇生カードというだけで素晴らしい一枚であり、弱体化の効果も十分に戦闘補助として機能する。 魔獣の懐柔 ローレベル獣族デッキの生命線。 「自分フィールドにモンスターがいないとき」という発動条件と「ターン終わりまで獣族しか特殊召喚できない」という厳しい制約が付いているが レベル2以下の獣族の効果モンスター3体をデッキから特殊召喚という圧倒的なアドバンテージ確保を見せてくれる。 ちなみにこのカードの制約は通常召喚には何も働き掛けないので、特殊召喚した3体を三幻神や三邪神のアドバンス召喚に使うことは可能。 野性解放 自分フィールドの獣族一体の攻撃力を、そのモンスターの守備力分だけアップする。ただしそのモンスターはターン終わりに破壊される。 獣族におけるメジャーな戦闘補助だが、(リンクモンスターも含め)モンスターの守備力を軽視する風潮と合っていないのが難点。 《リミッター解除》に比べると単体強化・かつ速攻ではなく通常という短所も目立つ。 現在は【獣族】の主力というよりも、攻守の合計値が高い大型モンスターを活かす特殊なデッキでの採用が主。 スケープ・ゴート 発動したターン中は他の召喚・反転召喚・特殊召喚行為ができなくなるものの、獣族の羊トークンを一気に四体特殊召喚できる。 相手の攻撃を耐えしのぐ壁としてももちろん、発動した次のターン以降は元通り召喚行為が行えるため 相手ターンに発動して破壊されずに残った羊トークンをシンクロやリンク素材に使用して巻き返しを狙える。 罠 キャトルミューティレーション 自分フィールドの獣族を手札に戻し、それと同じレベルの獣族を手札から特殊召喚する。 戻したモンスターをそのまま出すこともできるが、基本的にそれはアド損になる。 サクリファイス・エスケープに使用する、バトルフェイズ中に使って再度攻撃、《野性解放》などの自壊デメリット回避などが主な用途になる。 幻獣の角 獣族or獣戦士族用の装備カードとなり、攻撃力を800上げ、更に戦闘破壊するたびに1ドローを行える。 単なる戦闘補助というよりは、王虎ワンフーなどの長期戦を見据えたメタビートデッキでお呼びがかかるか。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 基本的には「陸上生活をする哺乳類」かつ「獣人では無い物」をさすと考えていいかな。例外は多数いるが、それはほかの種族でもいえることだし。 -- 名無しさん (2021-11-22 21 03 51) そういやラッシュデュエルの方はこういう記事どうするんだろうか -- 名無しさん (2021-11-23 15 25 38) 名前 コメント
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登録日:2011/10/28(金) 15 36 57 更新日:2023/09/27 Wed 22 36 35NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 DT再録 LEGENDカード モンスターメタ 召喚反応罠 城之内克也 特殊召喚メタ 罠カード 落とし穴 蟲惑魔 通常罠 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCGデッキテーマ項目 遊戯王ラッシュデュエル 通常罠 (1):相手が攻撃力1000以上のモンスターの召喚・反転召喚に成功した時、そのモンスター1体を対象として発動できる。 その攻撃力1000以上のモンスターを破壊する。 (*1) 遊戯王に登場するカード。召喚されたモンスターが攻撃力1000以上なら破壊することができる。 召喚反応型罠カードの元祖であり、遊戯王カードでも最初期のVol.1が初出。 因みに当時のテキストでは召喚の字が「召還」になっていた。 「召還」も日本語としては間違いではないが召喚とはニュアンスが異なるためここでは間違いである。 レベルを問わず攻撃力1000以上なら発動でき、展開を止めることができる。 しかし、召喚自体は無効にしていないので、召喚成功時に効果を発揮する「帝モンスター」などや、 永続効果の破壊耐性持ちモンスター、罠カードの発動を封じる《人造人間-サイコ・ショッカー》などには対応できない。 また、反応型の魔法・罠カードすべてに言えることだが、発動前に《サイクロン》《大嵐》などで除去されることもある。 そして何より、特殊召喚に対応しないため、特殊召喚を多用するデッキが主流の今は時代遅れと評されている。 しかしそれでも通常召喚を行わないデッキはほぼないため、決して侮れないカードではある。 後述するが、サポートカードも存在するため、環境によっては採用の余地があるかもしれない。 原作では城之内が使用し、《メタル・デビルゾア》を落とすなど活躍した。 またその後の敵の追撃を防ぐという隠された効果もあるらしく、キースは攻撃可能モンスターが余っているのにターン終了してしまった。(ここで攻撃できていれば勝っていた可能性が高い) 原作版では召喚ではなく攻撃宣言に反応する罠で、「破壊したモンスターの攻撃力の1/4をそのコントローラーに与える」という効果を持っていたが、 「飛んでいるモンスターには効かない」という弱点が有った。 当然と言えば当然だが、テキストには書かれていないため、よくあることの一つである。 ただ、該当シーンで効果に引っ掛からなかった《フライング・フィッシュ》は攻撃力800なので、 いずれにせよ落とし穴シリーズで対処できる敵では無かったとも言えなくもない。 ラッシュデュエルではなんとLEGENDカードとして登場。デッキに1枚しか入れられない罠カードとなっている。 …なのだが他の除去系罠カードのLEGENDは《聖なるバリア −ミラーフォース−》や《激流葬》といったもっと強力なものであるため、現状このカードにLEGEND枠を割くかはかなり微妙である。 とはいえ《ゴブリン穴掘り隊長》《トラップモール》と言った強力なサポートカードもある為、それらを使うなら採用の価値はあるだろうか。 原作版の《落とし穴》は底に針の山が仕込んである残虐極まりないもので、アニメDMでは《串刺しの落とし穴》と改名されていた。コワイ! これも後にOCG化された。 ちなみに、他にも主に召喚時に発動するカードに落とし穴と名のついたカードがいくつかあるが、 それを無効にする《ゴブリン穴埋め部隊》というカードが関連するぐらいだった。 その後、「落とし穴」を活用するテーマである「蟲惑魔」が登場し、本格的なカテゴリーとなった。 なお蟲惑魔は「落とし穴」「ホール」カードを対象としているが、穴埋め部隊は「落とし穴」にしか対応していないので注意が必要。そもそも穴埋め部隊を使わないと言われたらそれまでだが。 他の落とし穴 奈落の落とし穴 通常罠 (1):相手が攻撃力1500以上のモンスターを 召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。 その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。 攻撃力の範囲が若干狭くなったものの、特殊召喚にも対応し、破壊して除外するようになった落とし穴。 特殊召喚にも対応し、除外することで墓地からの再利用を防げるという強さから《落とし穴》よりも優先して使われることが多い。 かつては準制限カードになっていたこともある。 詳細は項目で。 硫酸のたまった落とし穴 通常罠 (1):フィールドの裏側守備表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを表側守備表示にし、守備力が2000以下の場合は破壊する。 守備力が2000より高い場合は裏側守備表示に戻す。 裏側守備表示モンスターの守備力を確認し、2000以下なら破壊できる。 裏守備モンスターの除去は攻勢に出ている時に使いたい場合が多く、それなら《シールドクラッシュ》か《抹殺の使徒》が使われることが多かった。 このカードのポイントはリバースモンスターを能動的に発動させられること。主に【デッキ破壊】で《サイバー・ポッド》や《メタモルポット》などをリバースするのに使われていた。 しかし、第11期からのルール変更により、この効果でモンスターが破壊された場合、リバース効果は発動できないことになってしまった。守備力が2000より高くなければ不発になるため、対応するリバースモンスターが極端に少なくなってしまった。条件の緩いフリーチェーンである事を活かしたい所。 名前がえげつない。 ゲーム遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ〜封印されし記憶〜では落とし穴の中で唯一登場。 しかし効果はゲームの仕様で強制反応攻撃罠で攻撃力3000以下のモンスターを破壊するという微妙なもの…だが、これでもゲーム中では二番目に強い攻撃反応罠である。 粘着落とし穴 通常罠 相手がモンスターの召喚・反転召喚に成功した時に発動することができる。 そのモンスターはフィールド上に表側表示で存在する限り、元々の攻撃力が半分になる。 召喚されたモンスターを弱体化できるが、ほとんどの場合収縮でおk。 異次元の落とし穴 通常罠 相手がモンスター1体を守備表示でセットした時に発動する事ができる。 セットしたそのモンスター1体と自分フィールド上のモンスター1体を破壊してゲームから除外する。 抹殺の使徒でおk。 イラストでは穴の上にもけもけがいる。何をしたのか。 大落とし穴 通常罠 同時に2体以上のモンスターが特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。 効果は激流葬と同じだが、タイミングがあまりに限定的。 狡猾な落とし穴 通常罠 (1):自分の墓地に罠カードが存在しない場合、 フィールドのモンスター2体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。 フリーチェーンで2体破壊という破格の効果を持つ罠。 効果は強力だが、他の罠カードがあると使用できない制約がある。 デッキに入れる罠カードを少なくするか、使った罠カードを墓地からデッキもしくは手札に戻すか、除外する必要がある。 専用デッキを組めばかなり活躍が期待できるだろう。 ただし同名カードも発動条件に引っかかるので、複数積む場合は注意。 デュエルリンクスではプレイするカードやデッキ枚数自体が少ない短期決戦環境のため猛威を奮った。デッキの罠は手軽に絞れるし、三か所しかないモンスターゾーンの2/3をフリーチェーンで破壊できるのは強力無比。一回使えれば充分なアド差をつけられる。 リミットすらかけられたこともある強カードである。 深黒の落とし穴 通常罠 レベル5以上の効果モンスターが特殊召喚に成功した時に発動する事ができる。 そのレベル5以上の効果モンスターをゲームから除外する。 破壊を介さず除外する点以外は、だいたい奈落の落とし穴で事足りる。 しかしこちらは破壊ではないため、スタダなどの破壊耐性持ちを落とす事ができるのが嬉しい。 イラストの通りシンクロモンスターにはかなり優秀な落とし穴だが、 エクシーズモンスターには使えず、ランク4以下のデッキにはかすりもしない。 それとも黒ということから邪推するならエクシーズ側が仕掛けた落とし穴なのかもしれない。 もちろん融合や儀式モンスターにも有効。 イラストでは《ゴヨウ・ガーディアン》がはまっている。 ガイアナイトは効果モンスター扱いでないため引っ掛からないあたり、狙っているのかも。 またカード名の正しい読み方は「しんこく」だが、「しんくろ」とも読めるため、それと掛けたネーミングであろう。 煉獄の落とし穴 通常罠 (1):相手が攻撃力2000以上のモンスターを特殊召喚した時に発動できる。 その攻撃力2000以上のモンスター1体を選び、効果を無効にし破壊する。 永続効果の破壊耐性持ちや、特殊召喚時の誘発効果持ちを処理できる。 しかしスタダなどにはこのカードにチェーンされてしまう。 とはいえ落とし穴の中では割と使いやすい部類。 イラストでは氷結界の龍3体がはまっている。氷結界の龍 トリシューラに対してはシンクロ召喚時の効果を無効にできる。 氷結界の鏡が見えるので、封印の様子なのだろう。 蟲惑の落とし穴 通常罠 (1):このターンに特殊召喚された相手フィールドのモンスターが効果を発動した時に発動できる。 その効果を無効にし破壊する。 効果発動をトリガーにして、無効にしつつ破壊する。 特殊召喚されたターンの必要はあるが、発動してからの妨害なので、より相手の思惑を狂わせられることも。 ただし発動扱いでない永続効果のモンスターに対しては意味がない。 イラストは大きな昆虫と食虫植物が並んでいる。 おそらくこれが蟲惑魔の本体。 時空の落とし穴 通常罠 (1):相手が手札・エクストラデッキからモンスターを特殊召喚した時に発動できる。 手札・エクストラデッキから特殊召喚されたそのモンスターを持ち主のデッキに戻す。 その後、自分は戻したモンスターの数×1000LPを失う。 トリガーとなる特殊召喚が多少限定的だが、破壊を介さずデッキバウンスという強力な除去カード。 除去したモンスターの数だけライフがかかるが、複数体の同時特殊召喚にも対応し、ペンデュラム召喚に特に刺さる。 姑息な落とし穴 通常罠 (1):相手がモンスターを守備表示で特殊召喚した時に発動できる。 その守備表示モンスターを除外する。 普通は壁モンスターでもない限り、守備表示で出すことはあまりないが、 一部の蘇生・リクルートなどで表示形式指定をしている特殊召喚カードに刺さる。 守備表示のまま戦力となる超重武者シンクロにとっては天敵(表示形式変更効果を持つ通常召喚可能超重武者の場合は避けられるが)。 このカードの存在を臭わせれば、低攻撃力のモンスターでも攻撃表示を強いることができ、戦闘ダメージなどを期待できるかもしれない。 名前は壁モンスターでしのぐ姑息な手(正しい意味で)を許さないという意味か、 はたまたこのカードを使う側が姑息(正・誤用的な意味で)なのか。 ドルべ「姑息な手を…」 串刺しの落とし穴 通常罠 (1):このターンに召喚・特殊召喚された相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。 その攻撃モンスターを破壊し、 そのモンスターの元々の攻撃力の半分のダメージを相手に与える。 落とし穴にしては珍しく攻撃反応罠。 相手にのみダメージを与える効果があるとはいえ、ミラフォが無制限な上に、 プレイヤー両方にダメージを与える《業炎のバリア −ファイヤー・フォース−》まであるので、わざわざ使うかは微妙だが、 対応範囲は広いため、《フレシアの蟲惑魔》の選択肢として採用するのはありかもしれない。 冒頭で述べた原作版《落とし穴》が、アニメDMで使われる際に変更されたカード。 召喚されたターンという縛りがついた代わりに、ダメージは1/4から半分と少し強化されている。 電網の落とし穴 通常罠 (1):相手がデッキ・墓地からモンスターを特殊召喚した時に発動できる。 そのモンスターを裏側表示で除外する。 特殊召喚されたモンスターを破壊を介さずに裏側表示で除外という現在最も再利用が難しい方法で除去するカード。 デッキ・墓地からの特殊召喚にしか対応しないが、これらからの特殊召喚を行わないデッキはかなり少ないため発動機会も多い。 また、上記の《時空の落とし穴》と合わせると除外からの帰還やV・HEROなどの魔法・罠ゾーンからの特殊召喚以外の全ての特殊召喚に対応できる。 底なし落とし穴 通常罠 (1):相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。 そのモンスターを裏側守備表示にする。 この効果で裏側守備表示になったモンスターな表示形式を変更できない。 召喚方法や召喚されたモンスターのステータスなどに一切の縛りがない落とし穴。 直接的な除去にはならないものの、モンスターゾーンを制限すとができるので、低ステータスのモンスターを並べて展開するデッキには単なる除去以上の効果を発揮する。 裏側守備表示にできないトークンやリンクモンスターには無力。 デュエルリンクスではモンスターゾーンが3つしかないためOCG以上に有用性が高く、汎用罠として高い採用率を誇る。 絶縁の落とし穴 通常罠 (1):リンクモンスターがリンク召喚した時に発動できる。 リンク状態でないモンスターを全て破壊する。 リンク召喚に反応する落とし穴。上手くいけば相手モンスターを全滅させることができるが、相手がモンスターをリンク状態になるように召喚していると全く相手カード破壊できなくなる。 自分のリンク召喚に対しても発動できるため、うまくリンク状態になるようにリンク召喚して発動し相手モンスターを吹き飛ばした後に総攻撃を仕掛けるなんて芸当も。 二重の落とし穴(デュアル・ホール) 通常罠 再度召喚した状態のデュアルモンスターが戦闘によって破壊された場合に発動する事ができる。 相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。 召喚に関わるものというより、デュアルモンスター用のカード。 読みがホールなので落とし穴にはならず、一応ホールということで蟲惑魔サポートには入るが、 デュアルモンスターはギガプラントくらいしかかみ合いがなく、発動条件も限定的。 イラストではまたゴブリン突撃部隊が引っ掛かっている。 断絶の落とし穴 通常罠 (1):相手が攻撃力1500以下のモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。 その攻撃力1500以下のモンスターを裏側で除外する。 《奈落の落とし穴》で対応できなかった攻撃力1500以下のモンスターを裏側表示で除外するという強力カード。 ペンデュラムや【魔弾】と言った低攻撃力モンスターを並べるデッキにはぶっ刺さる。 …とは言えそれなら《底なし落とし穴》で十分なのだが、このカードは《I Pマスカレーナ》などのサポートリンクモンスターも除外できる点で優れている。 更に裏側除外なので再利用も難しいという画期的なカードと言える。 (名前がそれっぽいけど落とし穴じゃないカード) 落とし大穴 通常罠 相手が表側表示で2体以上のモンスターの特殊召喚に成功した時に発動することができる。 そのモンスターを全て墓地へ送る。さらにそのモンスターと同名モンスターを相手の手札・デッキから墓地へ送る。 大落とし穴と似た条件でやはり扱いが難しい。 イラストではX-セイバー エアベルンとコアラッコが落ちており、たぶんレスキューキャットのせい。 大落とし穴と似た名前だが、途中に大が挟まっているために落とし穴扱いにならない。 混沌の落とし穴(カオス・ホール) カウンター罠 2000ライフポイントを払って発動する。光属性及び闇属性モンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚を無効にしゲームから除外する。 除外するかわりに属性が限定された神の警告。ただし昇天の黒角笛のように他のカードの効果による特殊召喚などは止められない。 使える相手が限定的だが効果は強力なので、マジックミラーなどと合わせてサイドデッキに入れてもいいかもしれない。 読みがホール、しかもカウンター罠なので、カテゴリー外。 ラッシュデュエルの落とし穴 ジュエリーの落とし穴 罠カード 【条件】自分フィールドの表側表示モンスター(水族)が3体の場合、 相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に発動できる。 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで破壊する。 ラッシュデュエルで登場した新たな落とし穴。ミミさんが使用した。 ジュエリーで落とし穴とはどういうこと?と疑問に思うかもしれないが略称が「ジュリ穴」。(*2) どちらかというと「お水モンスター」サポートであるが、ネタの割に強力なカードで条件を満たせば選択してモンスターを破壊できるという破格の効果である。 サイコの落とし穴 罠カード 【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(サイキック族)が2体以上いる場合、 相手がモンスター(レベル5以上)を召喚した時に発動できる。 【効果】その召喚されたモンスターを破壊する。 こちらもラッシュに登場した、ロヴィアンが使用した落とし穴。 なんとまぁピンポイントな効果ではあるが、アドバンス召喚が主体のラッシュデュエルでは割りと刺さる効果であり正直とても強い。 特にあちらのサイキック族には珍しい除去効果ということもあり重宝されている。 酢酸のたまった落とし穴 罠カード 【条件】相手が効果モンスター(レベル3以下)を召喚した時に発動できる。 【効果】そのモンスターを破壊する。 ラッシュデュエルに登場した第三の落とし穴。 …って同じ名前のカードが既に無かった?と思われるかもしれないが良く見てください。硫酸ではなく酢酸です。 とはいえどちらかというと効果は少し対象が限定された落とし穴であり、ラッシュ産落とし穴ではまだ使いやすい方である。 フリーチェーンであるジュリ穴はともかく後ろ2つは普通の落とし穴の下位互換にしか思えないが、なんとラッシュデュエルではその普通の落とし穴が前述の通りLEGENDカードとなっており1枚しか入れられないのである。 それほどまでに通常召喚の機会が多くそれを封じるのもまた強力な環境なのだ。 (落とし穴のような効果を持ったモンスター) スクラップ・コング 女邪神ヌヴィア ボアソルジャー いずれも《落とし穴》を内蔵し攻撃力も2000と高い、画期的な☆4効果モンスター。 疾風の如く現れて華麗に落とし穴に落とすぞ!自分を 冥殿の落とし穴 相手が字数1000字以上の項目の登録に成功した時に発動する事ができる。 その字数1000字以上の項目1つを削除する。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これまた懐かしい物を…w -- 名無しさん (2013-09-11 19 22 12) 落とし穴内蔵モンスターって落ちるの自分だけじゃねえかwww -- 名無しさん (2013-09-11 20 20 26) トリオンちゃんのおかげで煉獄もよく使われてるね -- 名無しさん (2013-09-11 20 34 57) 残虐でもなんでもない -- 名無しさん (2014-07-07 09 45 04) 姑息な落とし穴を…(フラゲ情報を見ながら) -- 名無しさん (2014-11-14 21 36 38) アークナイトと相性いいな…これはドルベデッキにいれるべきだ。 -- 名無しさん (2014-12-07 21 06 37) コングヌヴィアボア……w -- 名無しさん (2015-03-21 19 34 19) 底なし落とし穴とかいうフレシア専用ダストフォース来たぞ -- 名無しさん (2016-04-19 07 58 39) 電綱の落とし穴もあるぞ! -- 名無しさん (2018-05-17 19 37 01) まだまだ追記されてない落とし穴あるね -- 名無しさん (2018-07-05 16 21 25) カテゴリーとしては「落とし穴」または「ホール」と名の付いた通常罠というのが正しい -- 名無しさん (2018-07-05 18 41 37) 名前 コメント
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登録日:2011/05/05(木) 02 14 04 更新日:2023/10/14 Sat 14 09 40NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 アモン・ガラム ゲーム付録カード 攻撃反応罠 破壊ではない、除外してもらう。 罠カード 通常罠 遊戯王 遊戯王OCG 除外 破壊ではない、除外してもらう。 次元幽閉 通常罠 相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスター1体を選択して発動できる。 選択した攻撃モンスターをゲームから除外する。 【概要】 遊戯王OCGには様々な罠があり、その中でも初心者にも分かりやすいのが「ミラーフォース」を代表とする攻撃反応型の罠カード。 次元幽閉もそのうちの一枚である。 このカードが他の攻撃反応型罠と違うのが冒頭でのセリフにあるように、破壊せずに除外してしまうことである。 これが結構強いというかかなりいやらしい。 破壊しないので破壊耐性持ち、各種破壊され墓地に行った時に効果を発動するモンスター、 破壊を無効にできるおなじみ「スターダスト・ドラゴン」が総じて無力となる。 しかも送られる先は墓地という名の休憩所でなく異世界である。 当時では除外されたモンスターの再利用は墓地のそれより遥かに難しく、あらかじめそういうギミックを組み込んでなければほぼ無理だと言っていい。 欠点は「王宮の鉄壁」の適用下では発動できないことや 「ミラフォ」などと違い対象にとる効果であることだが、重要度は高くない。 ただ、「次元融合」が禁止でなかったころに限っては「炸裂装甲」が優先される場合もあった。 そのような例外的な環境を除けば炸裂装甲のほぼ上位互換と言って良いのだが、一つ問題があり、このカード、当初はゲーム付属カードだったのである。 そのため、入手性の問題で炸裂装甲が使われるというケースはあった。 しかし、5期末期から6期にかけて進んだモンスターの除去力インフレに伴う攻撃反応罠全体の地位低下により、このカードの立場も失われていく。 このカードが世に出たのはその5期末期の2007年末であり、ダムドなんかはほぼ同時に登場している。 攻撃反応罠の代表格の一角として有名なカードなのだが、実のところ全盛期は短く、地位を落としつつも生き延びていたという時代の方が長い。 そういう意味では、2003年生まれで次元幽閉の登場まで第一線を張っていた炸裂装甲の方が恵まれた立場だったとも言えよう。 【アニメでの活躍】 GXではリアルファイターアモン・ガラムがVSエド・フェニックス戦で使用。 エド「幽獄の時計塔の効果で特殊召喚されたドレッド・ガイはカードの効果では破壊されない!」キリッ アモン「破壊ではない…除外してもらう」 エド「(゚д゚)」 「強者の苦痛」といいリアルファイトといいこいつは… ちなみに、World Chanpion Shipやタッグフォース等のゲーム作品だとCPUがこのカードに並ぶ除外罠の代表奈落の落とし穴と共に惜しみ無く使用してくる。 そのため、中盤〜終盤にかけてこれらのカードへの対策を用意しておかないとキツかったりする。 え?序盤のザコが使ってくるWCS2009ではどう対策しろだって? 俺の管轄外だ。 破壊ではない、追記・修正してもらう… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 今となっては良カードだけど出た当時はコナミの限定商法の極みだと思った -- 名無しさん (2013-09-12 02 13 35) 単純に周りが強くなったから相対的にコイツが落ち着いたってことだろうか。当時は、まぁ今でもだが「除外?マジかよ…」って感じだからな。…やっぱトリシュはクソだわ -- 名無しさん (2013-09-12 02 22 08) 当時は既にマクロがあるが除外と言えばDDRぐらい? -- 名無しさん (2014-09-12 06 44 42) 位置づけがニュートに似ているな。こいつが出てすぐに、ダムドやら裁きやらが出て攻撃反応罠が廃れたっていう -- 名無しさん (2014-10-11 18 54 22) そういやニュートはリバース効果とステータスがあまりかみ合ってないとはいえメリット効果もちの下級1900打点ってことでかなり話題だったな 4期のころ地元のカードショップでシングル2000円くらいしたよ -- 名無しさん (2014-10-31 09 44 07) 次元幽閉やトリシューラにお困りのそこのあなた!そんなあなたに王宮の鉄壁! -- 名無しさん (2015-03-05 17 34 38) 今は「対象をとらない破壊以外の除去」でないと対処できないモンスターが増えすぎたから奈落や強脱すら使われないありさまだから幽閉じゃもはや・・・ -- 名無しさん (2020-02-14 23 06 47) リンクスにも来たけど、既にカナ底フリチェゲーと化しているのでこちらでも… -- 名無しさん (2021-03-05 12 06 54) 知名度そこそこの割に実は9期以降のテキスト表記版が未だにない(機光竜襲雷の2013年末が最後) -- 名無しさん (2022-10-09 10 27 55) そろそろ「単なる除外ではない…対象を取らず裏側で除外してもらう、この効果の発動と効果は無効化されない」みたいな罠カードが登場してもいい頃 -- 名無しさん (2023-02-15 01 10 39) 紙では手に入らなかったけどこれが付いてきたゲームでは3積してたなぁ -- 名無しさん (2023-07-20 09 54 22) 名前 コメント
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登録日:2021/12/09 Thu 00 03 27 更新日:2023/10/03 Tue 07 11 12NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 カメレオン グルグル ゴーハ・ユーガ ルーク部 伊瀬結陸 爬虫類族 遊戯王 遊戯王SEVENS 遊戯王登場人物項目 グルグルとは遊戯王SEVENSの登場人物である。魔法陣のことではない。 CV.伊瀬結陸 概要 見た目は忍たま乱太郎のしんべヱを思わせる小柄な少年で、カメレオンの着ぐるみを着ている。そのため口元以外は肌すら見えない。 学校が海になった際にアノマロカリス風の衣装を着ていたため着脱は可能のようだ。 初登場時にはランドセルを着用していたが、学年も所属する部活、挙句の果てには本名すら不明。 グルグルという名前はルークが「グルグルと鳴いていたから」というペットレベルの由来である。 二年目から登場し、遊我とルークたちの仲間となった。 人物 恥ずかしがり屋で引っ込み思案。おびえるとすぐに隠れてしまう姿はまさにカメレオン。 そのせいか遊我たちと出会うまでラッシュデュエルを行ったことがなかったらしく、初デュエルも相手の挑発に尻込みしていた。(*1) しかし遊我やルーク、デュエルと出会うことによって新たな一歩を踏み出していった。 ゴーハ6兄弟に対抗するための方法を自ら探そうとする健気な一面もある。 ロアロミンに詳しかったりデュエリストのアイドルが好きであったりとなかなか俗っぽい。 特にブラマジガールに関しては「僕のグリュリュをアドバンス召喚して欲しい」という告白デュエルすら行っている。 マスコット的かわいさをある程度自覚しており、ゴーハ社地下のカード製造機でルークたちとオリカを創った時には「カワイイ後輩グルグル」(*2)というカードを自作した。 作中での活躍 「ゴーハ6兄弟編」から登場。デュエルの王となりやりたい放題となったルークに半ば拉致のような形で連れてこられた。 そこからなんとか逃げ出した後たまたま王道遊我と出会いピンチを助ける。そのお礼にと連れていかれたのはあの遺跡だった。 突然のデュエルに焦るグルグル。しかしルークからの喝もあり、遊我から借りたデッキで勝利した。 その後もミミさんともある事情によりデュエル。その際図書館のレンタルデッキにあったブラマジデッキを使い勝利している。(*3) 遊我たちがゴーハ社の社員になった際にはルークが課長を務めるルーク課に所属した。 社会見学を行うスキに潜入した七星ナナホによって案内役をさせられたり、デュエルゾンビが発生した際のドラギアスカレーの爆発に巻き込まれたりと散々な目にあっている。 特にデュエルゾンビに関しては爆発に巻き込まれた上に何者かの襲撃に遭い本当にゾンビのようになってしまった。 使用デッキ レンタルデッキのみ使用。 VSオーティスでは【遊我】を使用。 珍しく《はぐれ使い魔》の攻撃モーションが見られた。 VS安立ミミでは【ブラックマジシャン】を使用。 お馴染み師匠撃破からのブラックマジシャンガールの効果によって勝利した。 追記・修正は大好きなモンスターに告白召喚を行ってからよろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 俺は、ユウガ・・・・・・闇より目覚めた堕天使!ゴーハ・・・・・・ユウガだ!! ゴーハ・ユウガとは遊戯王SEVENSの登場人物である。 CV.伊瀬結陸 概要 グルグルの着ぐるみに封じ込められていた、ゴーハ兄弟最後の1人の真の姿。 容姿・性格ともにグルグル時の愛嬌のあるものとは全く違う、好戦的・暴力的・嗜虐的な性格をしており、デュエルで叩きのめされた相手の姿を眺めるのも好む。 しかしグルグル時の記憶は持っている様で、「先輩」ルークには少々思うところがあった模様。 元々はこの様な酷い人物ではなかったが、幼少期に大人限定のデュエル場に迷い込み、 ゴーハ市の「敗者に人権なし」とでも言いたげな民度の低い大人デュエリスト達の振る舞いによって悪影響され、悪のデュエリストとなってしまった。 幼少期のタイガーお姉ちゃんもその毒牙にかかっていたらしい。 その上「禁断デュエル」、そして死者蘇生を用いた洗脳にまで手を出し始めようとしたため、これを重く見た他の5兄弟によって記憶を封じられた(*4)のだが、 この儀式の副作用により5兄弟も当時の記憶を失くしてしまっていたのだった。 こういった儀式に頼らざるをえなかった辺り、デュエルの実力では他の5兄弟も敵わなかったのだろう。 時は流れ、どこからかこの話を聞きつけたナナホ達により復活が企てられ、 直接は成功しなかったもののユウオウ戦でキーとなる呪文を聞いた事でトリガーが満たされてしまい復活に至った。 カメレオンの着ぐるみはまさしく「擬態」でもあったというわけで、虫組とも相性が良かったりするのだろうか? 二つの人格、記憶の封印、闇関連のワード・・・・・・ゴーハ兄弟がアニメシリーズオマージュを含んだキャラ達であると考えると、ユウガの担当は初代であろうか。 作中での活躍 記念すべき第77話で6人目の兄弟として万を持して登場。 ユウオウを返り討ちにし死者蘇生を回収。社長ドローンとともにどこかへと消えてしまう。 その後はゲリラ的にラッシュデュエルを楽しむプレイヤーへの対立を煽り、歯向かったやつはデュエルで倒してラッシュデュエルの記憶を封印するという極悪な行為を繰り返す。 その行動を止めるべく遊我たちが奔走しているとある目的の為にゴーハ社へ来襲。 なんとか遊我&ルークの力でこれを阻むがその余波として他の仲間のほとんどの記憶が抹消されてしまった。 さらにユーガはラッシュデュエルの発端であるオーティスをも打ち倒し記憶を封印。 これにより死者蘇生を使っての目的は達成したと死者蘇生をテントウムシに処分させた。 ※かなりショッキングであるため虫・集合体が苦手なデュエリストは注意。 確かに今までも人のカードを目の前で破るやデッキごと海に捨てるなど色々な被害に遭ってきた がこれほどまで悪趣味なのもなかなかない。 そしてまた再び姿をくらませた。 デッキ・実力 カード効果・コストにより多い時は1度に5枚ずつ、という強烈な墓地肥やしカードを連打し、 「カメレオン」モンスター達を大幅に強化してビートダウン1ショットキルを狙う【爬虫類族】を使う。 強化は多少手間がかかるとはいえATK4000など軽く超えて来るのがざらであり、 不利な状況だったユウオウ戦も一気に盤面を覆して勝利して見せた。 この墓地肥やしは枚数も多い上に連打するため、ネイルには「墓地肥やしは非常に強力だが、早期に仕留められないといくら何でもデッキが切れるのでは?」と指摘されており、 実際にルーク(*5)戦では40枚カードを使い切っていた。 が、ユウガのメインデッキは60枚デッキとなっており、デッキ切れ対策(*6)も想定済み。 視聴者からも「これだけ複数墓地肥やしや手札交換カードを仕込んでいるなら60枚は理に適っているかも」と好意的な反応が多かった。 また、ただ高攻撃力で殴るだけの脳筋デッキではなく罠カードで破壊された場合でも蘇生カードを用意して再攻撃を目論んでいるなどデュエルスフィンクスタクティクスは非常に高い。 切り札は《プレデター・ガンレオン》及び《エクディシス・カリギュレオン》 前者の効果が「(LP1000以下の時)デッキから5枚墓地へ送ってLP差だけパワーアップ」、後者が「墓地のカード×100ATKアップ」となっており後者をサポートする形にもなっている。 ちなみに、性格からか「死者蘇生で相手のエースを奪って攻撃する」プレイも好んでいる様だ。 ただ、戦術がとにかく墓地を肥やす事に比重が寄っていたためか、遊我には弱点を見破られてしまい、 それを受け継いだルークからは墓地からのデッキバウンスループコンボを決められ切り札の《エクディシス・カリギュレオン》が弱体化。 あと一歩だったところでルークに敗れたものの、ルークの後輩に戻る気は全くなく、飛び去った後ナナホ達と合流していた。 この世を乱すために闇のデュエルを広めるつもりらしく、目下のラスボス格と考えられている。 追記・修正はデッキを40枚分墓地へ送ってからよろしくお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 項目名のカッコは半角が良いのでは? -- 名無しさん (2021-12-09 00 23 46) なぜ今週の重大なネタバレを加筆できる来週の日曜日まで項目作成するの待てなかったんだ -- 名無しさん (2021-12-09 00 25 20) 一度「ゴーハ六兄弟ではない」という判定食らってるんだよな。人格が違っていたからはじかれたのか、中身が一人ではないのか -- 名無しさん (2021-12-09 08 38 31) はぐれ使い魔 純情波! -- 名無しさん (2021-12-09 13 31 10) 爬虫類族使うの遊矢振りらしいな -- 名無しさん (2021-12-10 12 50 11) 例のアレに関しては明日追記かな……いや流石に追記するでしょ -- 名無しさん (2021-12-11 19 30 02) そのうち二つの人格で「相棒」「もう一人の僕」と呼び合うんじゃないだろうか -- 名無しさん (2021-12-17 20 32 46) 追記はもうされない感じかな? -- 名無しさん (2021-12-24 13 56 55) グルグルの重大なネタバレを1週間ルール解禁したらすぐに追記することありきで項目建てたんだろうに、未だに追記しないって流石に建て主無責任じゃないか? -- 名無しさん (2021-12-25 21 38 30) 実際使ってはないけど死者蘇生愛用者御用達の魔法石の採掘がデッキに入ってたりかなり実力派よね -- 名無しさん (2022-01-30 10 54 04) ♰闇より目覚めた堕天使♰ -- 名無しさん (2022-01-30 11 16 28) どっちかというとズァーク要素強いから遊也担当な気がする -- 名無しさん (2022-03-27 01 25 19) 名前が主人公と同じなせいで本名で呼ばれない -- 名無しさん (2022-03-27 01 28 29) ユーガって名前被りがとんでもない情念の結果だった可能性が出てきた奴 -- 名無しさん (2023-08-16 06 26 49) 名前 コメント
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登録日:2012/04/28(土) 16 40 32 更新日:2023/08/27 Sun 18 22 36NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 ストラクチャー再録 メタ モンスターメタ 召喚反応罠 混沌を制す者 特殊召喚メタ 罠カード 通常罠 遊戯王 遊戯王OCG 通常罠 攻撃力1000以下のモンスターが 召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動する事ができる。 そのモンスターをゲームから除外し、さらに相手の手札とデッキから除外したカードと同名カードを全てゲームから除外する。その後デッキをシャッフルする。 混沌を制す者で登場したカード。読み方はチェーン・ロスト。 連鎖(チェーン)と名の付くカードにはATMが使用した連鎖破壊(チェーン・デストラクション)を始めとして 連鎖爆撃(チェーン・ストライク) 連鎖炸薬(チェーン・バースト) 連鎖旋風(れんさせんぷう)←!? などがある。ちなみに連鎖爆撃は現在準制限。 似たような効果を持つ連鎖破壊と比べて対応する攻撃力の範囲が狭いが(連鎖破壊は2000以下)、場に出ているモンスターに対処できるところや破壊ではない…除外してもらう…な点で優れている。 しかしこのカードが収録されているパックでは、奇跡の復活を遂げたけどあんまり使われてないカオス・ソルジャー-開闢の使者-や、文字どおり遊戯王OCGを終焉へと導き終身刑を科せられている混沌帝龍-終焉の使者-というカオスモンスター達が登場しており、このカードは目立った存在ではなかった。 というか当時の環境では攻撃力1000以下のモンスターなどほとんど採用されておらず、このカードの出番は無かった。 ちなみにイラストで犠牲になっているのは戦士族モンスター(嘘)の人喰い虫。 もちろん、反転召喚した人喰い虫に連鎖除外を発動しても効果は無効にならないので注意。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- A「聖刻龍―アトゥムスの効果発動!デッキから攻守0となったレダメを特殊召喚!」 B「連鎖除外」 A「ぐわあああああ!」 A「デブリ・ドラゴンを召喚!効果で墓地からダンディライオンを特殊召喚!」 B「連鎖除外」 A「ぐわあああああ!」 A「レスキューラビットを召喚!」 B「連鎖除外」 A「ぐわあああああ!」 A「甲虫装機 ダンセルを召喚!」 B「連鎖除外」 A「ぐわあああああ!」 A「Tour Guide from the Underworld,Normal Summon!」 B「Chain Disappearance」 A「NOOOOOOOOOOOOO!」 Y「ジャンク・シンクロンを召喚!効果でエフェクト・ヴェーラーを蘇生し、手札からドッペル・ウォリアーを特殊召喚!」 B「連鎖除外」 Y「ぐわあああああ!」 R「D・モバホンを召喚!シャッキーン!」 B「連鎖除外」 R「うわあああああ!」 A「少年、これが絶望だ」 Y「かっとビングだぜ、オレ!カードカー・Dを召喚!」 B「連鎖除外」 Y「うわあああああ!」 K「インフェルニティガンを墓地に送りインフェルニティ・リベンジャーとインフェルニティ・ネクロマンサーを特殊召喚!俺を…満足させてくれよ!」 B「連鎖除外」 K「忘れちまったぜ……満足なんて言葉……」 登場から時は流れ約10年、環境は高い攻撃力のモンスターをバンバン繰り出していくものから、モンスターを大量展開しシンクロやエクシーズで切り札を召喚するものへと変化した。 大量展開できる効果を持ったモンスターには攻撃力1000以下の貧弱モンスターが多く、このカードの効果はそれらを根こそぎ除外できる凶悪なポテンシャルを秘めたものであったのだ。 特にかつて環境を支配したキチガイ虫軍団こと甲虫装機に対しては悪夢の罠であり、デッキの要であるダンセルを根こそぎ除外することで相手はリヴァイエールなど出すまでコンボが起動できなくなってしまう。またルールの変更により起動効果にも強くなり、レスキューラビットも怖くない。 このように多くのデッキに対して非常に強力な対策となるカードであるため、登場時の不遇から一転大会出場のためのサイドデッキに複数枚積まれるようになった。 このカードもまた精神操作や禁止カードまで上り詰めた大寒波などと同じように環境の変化と共に輝いたカードと言えるだろう。 聖刻がステータス的に下位互換になるものを含めて複数種のドラゴン族通常モンスターを採用するのもこのカードの存在があるため。 しかしBFやHEROや征竜などほとんど刺さらないデッキもあるので流石にメインデッキには採用されにくい。 そんなわけでストレージというドヤ街の住人だった連鎖除外は、一気にショーケース住まいというセレブレティな住人にクラスチェンジ。 買い逃したデュエリスト達に血涙を流させるのであった。 2012年夏発売のストラクチャーデッキ【海皇の咆哮】に再録が決定したため、発売後は値下がりしていくものと思われる。 もう3枚買っちゃった? 知らん、そんなことは俺の管轄外だ。 A「追記修正召喚!」 B「連鎖除外」 A「ぐわあああああ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 古いエキスパンションのカスレアが後に必須カードになると集めるのが面倒な好例だな -- 名無しさん (2014-02-15 19 04 39) こういう時代の変化で使われるようになるカードは大好きだわ -- 名無しさん (2014-02-15 19 07 23) 途中から、Y(遊星)・R(龍亞)・Y(遊馬)・K(鬼柳)になってるw -- 名無しさん (2014-02-16 02 59 03) ↑3 カオスネオス「期待して良いんですね⁈」 -- 名無しさん (2014-02-16 18 10 09) ↑ハイハイ、ストレージに戻ってましょうね〜。 -- 名無しさん (2014-08-17 21 23 45) 昔も刺さるデッキには刺さってたからサイドに入れてたな。出番は少なかったけど。そんなにカスレアって認識はなかった -- 名無しさん (2015-01-10 21 25 56) 現実じゃまずありえんがワイトを除外したら墓地のワイトキングとかも全部除外されるんだよな、やれたら凄い爽快だろうな -- 名無しさん (2015-03-29 15 55 36) ↑ワイトキングは除外されないが、ワイト夫人・ワイトメア・ワイトプリンスが除外される -- 名無しさん (2016-01-30 00 27 20) 最強連鎖除外やめろ -- 名無しさん (2016-02-01 14 55 21) 最近裁定変わってエクストラのモンスター除外できなくなったんだよなあ -- 名無しさん (2016-06-16 13 16 39) デスガイドの例が英語で笑った。忘れてると厄介だよねーこれ -- 名無しさん (2018-05-08 20 04 59) 「対象を取らない、破壊でもない除外」…ごくり、と言いたいところだが、その手の除去として有用なのは大型モンスターなので、素材の方を叩き落とすこのカードは破壊と大差なかったりする -- 名無しさん (2021-03-05 12 30 45) ちゃっかり相手のデッキも見れちゃう -- 名無しさん (2022-07-12 11 49 46) これってしゃりの軍貫に当てたら赤しゃりも含めて全部除外かな。 -- 名無しさん (2023-07-15 15 12 18) 名前 コメント
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登録日:2020/03/11 Wed 12 30 29 更新日:2023/09/30 Sat 19 29 44NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 STARTER BOX新規収録カード Z-ONE カレー コラボカード ビーフカレー モウヤンのカレー ライフ回復 レイン恵 特殊裁定 絶版 通常魔法 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王デュエルモンスターズ 魔法カード モウヤンのカレー 通常魔法 ライフポイントを200ポイント回復する。 ●目次 概要 特徴①:遊戯王OCGで「単発では最も低い回復値のカード」である ②:特殊裁定を持っている ③:作中において、特定の人間をリアルに回復させられる ④:融合素材である ⑤:実在する 概要 モウヤンのカレーとは遊戯王OCGの1枚。 1999年のSTARTER BOXに収録されてから現在に至るまで1度も再録を経験していない。 ちなみに海外ではなぜかカード化がかなり遅く2010年にカード化がなされた。 ……だがこのカード、現在に関してはもちろん、出た当時も「なんだこれ?」という反応になったであろうカードである。 まず「ライフ回復」はそれ単体では相手の盤面には何も影響を及ぼさない上に、自分のライフポイントも0にならない限り惜しみなく削って盤面展開を押し進めるのが、高速化した現在の環境においてのライフの運用方法。 そのため専用構築か、《活路への希望》などのライフポイントの数値や差分を参照するカードと併用でもしない限りはあまり積極的には採用されない。 しかも百歩譲ってライフ回復に主眼を置いたデッキを作ったとしても、このカードにお呼びがかかる可能性はかなり低い。200程度の回復では戦況に変化を及ぼすのは難しいからである。 せいぜい「あと少し足りなかったコスト分のライフをこのカードで補えた」程度だろう。 より回復できるカードはいくらでもあるのでそちらを採用するうちに枠がなくなってしまう。 他に可能性を見出すとすれば発動条件等が一切ないので、特定のカードに魔力カウンターを気軽に貯められるという点である。ライフ回復カードは全部が全部魔法というわけではないのでこの点でいくつかのカードとは差別化が可能なのだが、それでもライバルがいなくなるわけではない。 このカードをサーチできる特別なカードなどがあるわけでもないので、デッキ構築の面においてはこのカードは役には立てにくいだろう。 そんな微妙さ故か『GX』に登場した「カレー仮面」こと樺山先生のカレーデッキにも入れてもらえなかった。 まあそもそも実質上位互換の《マジックスパイス-キャラウェイ-》(*1)が入ってる上に、仮に入っててもあんま使い道無いし……。 特徴 そんな《モウヤンのカレー》だが、実はこのカードには特筆すべきいくつものポイントがある。 ①:遊戯王OCGで「単発では最も低い回復値のカード」である これに関してはあまりいい意味での特筆点ではない。 上述した通り《モウヤンのカレー》はライフ回復カードとしてはあまりに心許ない。 遊戯王のライフコストやバーンダメージの多くは500の倍数値が多い(もちろん例外も多々ある)ため、ライフ回復としてはどれだけ少なく見積もっても500、理屈抜きの現実的な回復量としては1000は欲しいところである。 200のライフ差がゲームに響くということは可能性としては0ではないがかなり低い。 もちろん《折れ竹光》の様にそれ単体では何の意味もないカードや単体ではデメリットのカードも遊戯王ではたくさんあるのでそれらと比べればこのカードでは単体ではちゃんとメリットなのでマシではある。え?メリットがないも同然だって? ②:特殊裁定を持っている ここまでこのカードを「ライフ回復カード」としか言ってこなかったが、よく見るとこのカード、テキストには「ライフポイントを200ポイント回復する」としか書いておらず、「誰のライフを200回復させるのか」が具体的に明示されていない。 この点からこのカードには「発動時に自分・相手のどちらのライフポイントを回復させるかを指定し、指定した方のライフの回復ができる」という特殊裁定が下っている。 ちなみにこの効果は対象を取る効果ではないという裁定が下されている。 「相手のライフを回復させて何をするんだ?」と思う人もいるかもしれないが、自分よりもライフが上であってほしいときの調整、《シモッチによる副作用》でダメージに変換など、用途はある。 ただし相手を選んだ場合でも当然回復量は200である。見ようによっては「相手ライフを極度に増やさない」とポジティブにも見られるが。「なら増やさなきゃいいじゃん」とツッコんではいけない。 ちなみにこの効果を利用して初期の遊戯王デュエルリンクスにてCPU側のライフを回復させることで「ノーダメージ」「逆転勝利」のボーナス獲得に役立っている。回復量が少ないことも逆転に必要なカードを無駄に増やさないというメリットとみることもできた。 これについては回復先が明記されていなかった回復カードは実はこのカード以外にもあったのだが、それらは当時(《モウヤンのカレー》を含めて)自分のライフ回復にしか使えない裁定になっており、再録時に「自分のライフを回復する」とエラッタされ、効果の適用先が明記された。 だがこのカードは再録の機会がなく、テキストの改定がなされなかったことによりに特殊裁定が下り、現在に至っている(*2)。 エラッタされなかったことで他の回復カードと差別化が可能になった珍しい例である。 ちなみにOCGに準拠していないゲームやエキスパートシリーズにおいては特殊裁定前の裁定に従ったものになっており、他の回復カードの下位互換になっていた。 ③:作中において、特定の人間をリアルに回復させられる 『5D s』のラスボス・Z-ONEの生命維持装置の中には《治療の神 ディアン・ケト》らと共にこのカードが入っている。 さらに『遊☆戯☆王タッグフォース』ではどういう訳かシナリオ内でこれを使ってリアルライフを回復させられるキャラがいる。 他の回復カードじゃ駄目なのかと聞きたいところだが、相手を回復させられる点や、カレーは美味しいという点が大事なのだろうか。 ④:融合素材である 一見「?」なのだが、多くの融合パターンが設定されているるネタゲー過去のゲーム作品・「封印されし記憶」では、《モウヤンのカレー》を使用した融合パターンが用意されていたのだ。 +《火の粉》=《体温の上昇》:スパイシーなカレーで身体も温まるのだろう。 +《ドラゴンの秘宝》=《ドラゴン族・封印の壺》:その美味しさにドラゴンまっしぐら。 +《秘術の書》=《ハンバーガーのレシピ》:ハンバーガー作成にも繋がるらしい。 +《モウヤンのカレー》=《シモッチによる副作用》:食べ過ぎに注意ってこと?ちなみにポケステの通信融合で全てこのカードだった場合にも出てくる。(*3) +《マーダーサーカス》=《マーダーサーカス・ゾンビ》:食中毒でしたか……。 +《美しき魔物使い》(美女)=《地獄の魔物使い》(ヒゲのおっさん): おいちょっと待て 。(*4)だがこの組み合わせ、実は相互関係にある中の一つになっている。内容は以下の通り。 融合素材1 融合素材2 完成品 美しき魔物使い モウヤンのカレー 地獄の魔物使い 地獄の魔物使い サイバー・ボンテージ 美しき魔物使い 上記のどちらか 戦士抹殺 電撃鞭 ……持ってるものがドロップアイテムになるのはともかくとして、あのヒゲのおっさんがオカマだったりボンテージに女体化する能力があるとでも言うのか!? ⑤:実在する 「カード名にある『モウヤン』って何だ?」と思う人もいるかもしれないが、実はこれ、東京都を中心に全国7店舗で経営されているカレー店「もうやんカレー」のことである。(*5) つまりこのイラストのカレーも実際に存在するのだ。(*6) というのもこのカード、店のほうがネタを提供したらしく、店の方でもこのカードをラミネート加工した上で飾っていた。(*7) さらには店の公式ブログにもコメントを付随させてこのカードの写真が載せられるなど、店の側からも愛されるカードとなっている。 以前は通販でこのカードを販売したり、このカードを店に持ってきた客への割引サービスもしていた。ここまでの公式(?)プッシュから遊戯王ファンにとってはちょっとした名所の1つになっている。 ゲーム内ではイラストに描かれたカレーは「ビーフカレー」として紹介されているが、もうやんカレーでは当然それ以外のカレーもある。(*8) 興味がある人はカードを見に、そしてカレーで英気を養いに行くのもいいかもしれない。 レトルトもあるぞ! 実在の店の名前を使ってる割に効果が小さすぎるんじゃ?と言う意見もあるが、これ以上の回復カードのラインナップが 怪しい薬 ゴブリンの隠し持つ秘薬 天使の生き血 むしろ神様そのもの という人間には手に入れにくいものだったり倫理的、気分的にアレなものだったりする。 というわけで一般人に比較的安価に提供できるカレーで生命力を補えるのは世界観的に破格の効果なのかも知れない。 追記・修正はおいしくカレーを食べた後に支払いを自分と相手のどちらがするかを決めた上でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 初期のスターターデッキに入ってた -- 名無しさん (2020-03-11 12 38 47) Z-ONEの命を繋ぎ止めていたカードの一種 -- 名無しさん (2020-03-11 12 53 09) 2番目のポイントでの特殊裁定故にレイン恵を回復できたんだっけ? -- 名無しさん (2020-03-11 13 17 16) カレー好きのスタッフでもいたのか?と思ってたが店名だったのか -- 名無しさん (2020-03-11 13 31 56) 再録はしません。もうやんなったから…モウヤンだけに -- 名無しさん (2020-03-11 13 34 39) 再録されない理由は3を見るに「コラボカードだから」って事かな? -- 名無しさん (2020-03-11 13 49 35) GB版遊戯王の初期デッキに必ず入っているカードだったから妙に印象に残っている。まあ実用性ならご隠居の猛毒薬や成金ゴブリンなどには遠く及ばないよね -- 名無しさん (2020-03-11 14 24 35) ハヤテのごとくにももうやんカレー出てくるよ -- 名無しさん (2020-03-11 15 03 39) 美しき魔物使い+モウヤンのカレー=なんということでしょう -- 名無しさん (2020-03-11 18 14 32) 遊戯王初のバーンカードだった火の粉とと違いこちらは既にレッド・ポーションという上位互換が居たのがネタ性に拍車をかける -- 名無しさん (2020-03-11 18 22 05) ↑アンチ乙。モウヤンのカレーは見た目アドがあるから 相手に空腹のデバフをかけられるのは正直美味しくなさそうなレッドポーションにはない利点 さらに相手の許可が取れればカレーの匂いをつけてデッキにあるだけで空腹を誘うアロマタクティクスが使えるぶっ壊れカードだぞ -- 名無しさん (2020-03-11 19 51 29) さらには割引を受けられたというリアルマネーアドもあったからなモウヤンのカレー -- 名無しさん (2020-03-11 20 12 04) 実在しているのは子供の頃から知っていたけど水曜日のダウンタウンでクロちゃん(安田大サーカス)を尾行する企画で出てきて「まだ営業してるんだ」と思った そしてチェーン店だと今初めて知った -- 名無しさん (2020-03-11 21 00 14) ちなみに地獄の魔物使いはサイバーボンテージと融合させると美しき魔物使いに戻すことができる、 -- 名無しさん (2020-03-11 21 43 19) 非常食と比べて数段回復量が劣ることから「本当は不味いのでは」という疑惑が絶えないカード(逆に非常食側の安全性を疑う声も…)。ある意味本家への風評被害である。 -- 名無しさん (2020-03-11 22 26 29) 美味しいものが体に良いとは限らないゾ。ゴブリンの秘薬とか絶対まずい -- 名無しさん (2020-03-12 00 32 50) 閃刀姫カイナが閃刀魔法が発動するたびとはいえ100しか回復しないし「遊戯王OCGで最も低い回復値」は違うんじゃない? -- 名無しさん (2020-03-12 01 09 56) ↑2 薬系に負けるのは所詮食べ物だしって納得できるんだけど、同じ食べ物のはずの非常食(それも極めて平凡な見た目)に負けてるからネタにされてるんだよなぁ -- 名無しさん (2020-03-12 06 10 37) ↑2 カイナはリンク向きとかレイで相手の攻撃1回防ぐとかのおまけで回復がついてるんであってライフ回復がメインではない、それにカイナは複数回トリガー出来るしおまけで付いているライフ回復は概ね強い とはいえ指摘には一理あるのでちょっと変えた -- 名無しさん (2020-03-12 10 03 58) もうやんのカレー旨かったしもう一度食いたい -- 名無しさん (2020-03-12 16 02 20) まだ実物が展示されてた頃に池袋店に行ったなぁ…トマトの酸味の主張が強くて好みが分かれるなって思った -- 名無しさん (2020-03-12 22 00 05) 何故か封印されし記憶では、パスワードで手に入れる際にスターチップを最大量要求される。なんで? -- 名無しさん (2020-03-15 10 27 46) ↑儀式魔法の素材になるからじゃね(適当) -- 名無しさん (2020-03-15 11 52 58) ラッシュデュエルでまさかのブルー・ポーションのガチカード化。カレーもラッシュデュエルに登場できていればサポートで化けたのかもしれない…けど素性能がアレだから強化用のエサとかそういう扱いになる未来しか見えんが -- 名無しさん (2020-12-28 18 52 47) マスターデュエルに無いのが惜しい。 飯テロデッキの第一候補なのに…軍貫やハングリーバーガーが支えているけど -- 名無しさん (2022-07-13 10 40 25) だいぶ前に池袋店に行ったけど、入口のドアに某極左政党のポスターが何枚も貼ってあったり、店に置かれてるスパイスの効能が万病に効く的なすさまじく胡散臭いものだったりと、控え目に言っても独特の雰囲気だったな。カレーは正直口に合わなかったけどタンドリーチキンとカレーうどんは美味しかった。 -- 名無しさん (2022-07-13 11 06 26) 名前 コメント
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登録日:2021/11/20 Sat 00 00 12 更新日:2024/04/26 Fri 19 30 26NEW! 所要時間:約 11 分で読めます ▽タグ一覧 F.A. R-ACE VWXYZ オルフェゴール ガジェット ギアギア ギミック・パペット クリフォート サイバー・ドラゴン スピードロイド ダイナミスト ドライトロン バンデット・キース パワー・ツール・ドラゴン ビークロイド ブンボーグ マシンナーズ リミッター解除 人造人間サイコ・ショッカー 列車デッキ 古代の機械 巨大戦艦 幻獣機 機塊 機巧 機械族 機皇 無限起動 超重武者 遊戯王 遊戯王OCG 遊戯王OCG種族項目 音響戦士 未知なる起動は破滅への駆動 機械竜、叛乱の刻― ここでは、遊戯王OCGに存在する種族の1つ、「機械族」について解説する。 ●目次 概要 機械族テーマ 代表的な機械族モンスターカードモンスターカード チューナーモンスター 融合モンスター シンクロモンスター エクシーズモンスター リンクモンスター 魔法 概要 「機械」という種族名だが、必ずしもロボットや乗り物など電動で機械仕掛けのモンスターのみが属しているわけではない。 金属で構成されてそうな物体だったり、果ては人形や玩具などの人工物も「機械族」に分類されている。 その一方で、「これぞ機械族」なイラストをしている《エア・サーキュレーター》や《ザ・カリキュレーター》、【スクラップ】がNOT機械族なのはご愛嬌。 遊戯王の最初期から存在し、現在に至るまで数多くの優良カード・優良カテゴリを輩出してきた名門種族。 ただし枝葉に分かれカテゴリ単位での発展が多く見られる一方で、「機械族デッキで汎用的に使える」サポートカードは初期にこそ多く見られたものの、機械族の層の厚さに反して非常に少なくなっている。 機械族のサポートカードが出ていたとしても属性や攻守ステで範囲を制限されているため、汎用的には使用できないことが多い。 これらに関しては、機械族カテゴリが豊富だということも影響を及ぼしていると考えられる。 それぞれのカテゴリ毎で特色が強く出ているため、恐竜族などと異なりカテゴリを使わない「機械族」という種族デッキを作ろうとすれば少々歪なものになってしまう。 例えば今から機械族版《魂喰いオヴィラプター》を出してみたらどうなることやら 機械族という種族の特徴は「大艦巨砲主義」。 カテゴリごとの発展に伴い掠れているものの 《リミッター解除》《機械複製術》《パワー・ボンド》《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》等の影響からか、攻撃力を一気に跳ね上げたり、同じく強力なモンスターを短時間で大量に並べたりといった、シンプルな爆発力に優れるカードが多い。 現在9種類いる「攻撃力が5000(遊戯王OCGにおける固定攻撃力では最大値)」いるうちの3枚はここ機械族である。 一方、その過程で莫大なリソースを消費する、展開したモンスターを維持できるのが1ターン限定、必勝の一手に依存気味で特定のカードを妨害されるとそのまま戦線崩壊、というようなデメリットも抱えており、長期戦には難あり。 また、奇をてらった効果やカウンター効果をもつカードが少ないことから、初心者でも扱いやすいが、逆に言えばどのデッキも動きが比較的単調で読まれやすい。 カテゴリにもよるが、いわゆる「テクニカルな戦い」を苦手とする種族である。 他にはチューナーモンスターやユニオンモンスターの数は全種族中でもトップクラスである。 その一方で「機械(科学技術)」と相容れない存在だからか、スピリットモンスターは一体もおらず、儀式モンスターも2020年まで存在しなかった。 単体で優秀な機械族モンスターやそのサポートカードが数多い事から機械族である事はそれ自体がメリットとなる。 しかし、それと同時に他種族と比べて機械族メタカードが非常に多い事から、機械族である事は同時にデメリットにもなり得る。 そういった面でも、やはりハイリスクハイリターンな傾向は強い。 アニメ・漫画の主要人物でも機械族の使い手は多く、大体一作品につき4名以上は登場している。 デザインの自由幅が広く、同じ機械族でも個性を出しやすいというのも一因なのかもしれない。 機械族テーマ アニメ、原作産の機械族デッキ ガジェット 使用者 武藤遊戯 歯車の様なロボット達と、それらを組み込み強化されるロボット。 相互サーチ効果でアドバンテージを確保する「3色」と、展開補助の「金銀」を擁し、サポートテーマとして「起動」または「機動」が存在する。 堅実に稼いだアドバンテージを、死者への手向けなどで消費して勝利を狙う【除去ガジェット】をはじめ、派生デッキが多い。 VWXYZ / ABC 使用者 海馬瀬人、万丈目準 合体を行うことで様々な形態に変形するスーパーメカ。 ユニオンモンスターの先駆けであり、装備されることでモンスターを強化するデザイン。 特に後期追加組のABCはストラクで簡単に組めるのにカードパワーが高く、一時期は環境にて大暴れしていた。 超時空戦闘機 使用者 御伽龍児、BIG4/大田、海馬乃亜 バクテリアン軍に対抗すべく惑星グラディウスの人々が作り出した、時空を超える戦闘機。 コナミの名作シューティングゲームである「グラディウスシリーズ」の主人公機体「ビックバイパー」を始めとした、グラディウス由来のカード達。後述の「巨大戦艦」と対を成す。 テーマとしての「超時空戦闘機」というくくりはなく、グラディウスシリーズや関連作、コナミの他STGにおける自機モチーフのカードを指す。 効果モンスターのほとんどは「光属性・攻撃力1200以下・機械族」というステータスで共通性を持たせており、それらに関する効果を持つカードがメイン。 サイバー・ドラゴン 使用者 丸藤亮、丸藤翔 「サイバー流」と呼ばれる機械の竜。 先攻絶対有利の概念に一石を投じ、爆発力の高い融合モンスターを擁するテーマ。 GX期のカードの中でも継続的にフィーチャーされており、どこまでも進化を遂げている。 攻撃力にものを言わせるカードと印象が大きいが、ノヴァインフィニティのような妨害カードもあるので脳筋一辺倒ではない。 サイバー・ダーク 使用者 丸藤亮、丸藤翔 「裏サイバー流」の異名を持つ、ドラゴン族と機械族の混合デッキ。 機械族のサイバー・ダークが「墓地のレベル3以下のドラゴン族」を装備、強化して殴りかかる戦法。 勝利と進化を渇望しており、「闇属性、機械orドラゴン」と恵まれたサポートを駆使して確かな進化を遂げている。 古代の機械(アンティーク・ギア) 使用者 クロノス・デ・メディチ、ルドルフ・ハイトマン、ユーリ、デニス・マックフィールド、ジャン・ミシェル・ロジェ、オベリスク・フォース一般兵 歯車と錆びた金属によって構成された古めかしい見た目のロボット。在り方は違えども、「アカデミア」という組織に関連する人物が用いる。 攻撃宣言時に魔法・罠カードを封殺することで着実に戦闘ダメージを与えるデッキ。 融合召喚を軸にしたタイプと、そこから更に古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム)を主軸にしたタイプ分かれている。 実は「ガジェット」に関連する効果を持つモンスターが数体ほど存在している。 巨大戦艦 使用者 銀流星 「グラディウスシリーズ」に登場する、敵性宇宙人の軍勢「バクテリアン軍」の兵器をカード化した自社ゲストテーマ。上記の超時空戦闘機と対を成す存在で、あちらが主人公ならこちらはボスキャラ。 原作ゲームでの耐久値の概念を「自身が場に出た際にカウンターを指定数乗せ、そのカウンターがある限り破壊されないが、戦闘を行うごとに減少していきカウンターが0で自壊」という形で再現している。 デメリットも兼ねるカウンターがネックだが、専用のフィールド魔法や永続魔法によって大型機械族を次から次へとおかわりし続けるロマン溢れる戦術がウリ。 特に専用フィールド魔法《巨大要塞ゼロス》の効果はモリモリなんてレベルではないもので、このフィールド魔法があるか無いかでデッキの回転力が変わってくる程。 ディフォーマー 使用者 龍亞 小物や家電製品が変形したロボット達。6体目のシグナー竜の仮の姿たるパワー・ツール・ドラゴンも一応関連する。 攻撃表示と守備表示で効果が変化し、状況に応じて表示形式を変えながら戦っていくデッキ。 1体1体のステータスは低いが、パワーツールの装備サーチとボードンの直接攻撃効果でワンショットキルも狙っていけるポテンシャルがある。 こちらも上述の「ガジェット」にも少しだけ関係しており、一部サポートモンスターが「ガジェット」の名前を持っていたりする。 機皇 使用者 アポリア、プラシド、ルチアーノ、ホセ 暴走したモーメントより現れた人類殺戮兵器を模したモノ。 シンクロ召喚を否定する機皇帝と、お互いに肩を合わせて並ぶことで強化し合う機皇兵を擁するデッキ。 5D'sデフレ期に出たこともあり、サポートカードの酷さは何かと話題を呼んだ。 列車 使用者 神月アンナ、神月アレン 機関車、客車、特急列車、そして列車砲等の鉄道車両をイメージしたテーマ…テーマ? レベル10のエクシーズ召喚を主軸にしたシリーズ。 パワフルで豪快な効果とステータスを持つ高ランクエクシーズモンスターを多数擁するデッキ。 力こそパワー!と言いたげな効果の数々に魅了された人は数知れず。 先史遺産 使用者 Ⅲ/ミハエル・アークライト 古今東西の様々な歴史的遺物・珍品をモチーフにしたデッキ。岩石族混成の構築となっている。 メインデッキ内の効果的な関連性は薄く、それぞれが汎用的にそつなく色々出来る能力といった感じの構成。 その一方でEXモンスターは凄いバーンダメや相手のライフを滅茶苦茶減らすなど全体的に殺意が高く、ワンキルやワンショットキルのお供になることもしばしば。 Ⅲの基本は温和でトロン三兄弟の良心でありながらも、暴走すると兄貴に負けないヤバい奴になる点がしっかりテーマに滲み出ている。 OCGでの追加カードであるネブラ・ディスクがかなり優秀で、一時期はアーティファクトとの混成構築があの某やべえドラゴン共相手に戦えるデッキとしてこのテーマを環境に押し上げるほどであった。 ギミック・パペット 使用者 IV/トーマス・アークライト 形容し難い不気味な人形だらけの闇属性・機械族デッキ。 レベル8のモンスターの展開とそれによるランク8のエクシーズ召喚に特化しており、豪快な破壊効果とバーンダメージを持ち味とする。 重量級デッキ故に事故が非常に怖いが、上手く回れば1ターンでランク8エクシーズを3回決めて相手の場を一掃する事も夢じゃないという、 機械族らしいロマンと何より「あの」IVさんのロールプレイができる魅力は何物にも代え難いものがある。 一部を除いたほとんどがOCG化しているが、何故か全てPPや雑誌付録など番外パックや限定カードでの収録となっている。 超重武者 使用者 権現坂昇 その名の通り重厚な機械武者の集い。 守備表示のまま攻撃を行う、フルモンスターの要素を取り入れたデッキ。 かつての《絶対防御将軍》などとは異なり守備力で攻撃する事ができるため、軽視されがちな守備力の高さがそのままパワーとなる。 スピードロイド 使用者 ユーゴ 昔懐かしいオモチャをモチーフにした風属性・機械族デッキ。 展開力の高さを存分に活かしシンクロ召喚を狙う。 実際はランク3エクシーズ要員とばかり認知されていた?なんのことやら 風属性のサポートも多く含まれていることも特徴。 機塊 使用者 ロボッピ 様々な身近の電化製品をモチーフにしたデッキ。テーマ内リンクモンスターが全てリンク1なのが特徴。 ここに属するリンクモンスターは「相互リンク状態か否か」で適用される効果が異なるという特徴がある。 マシンナーズ 使用者 カーク・ディクソン、氷室仁(漫画版) 戦闘用に開発された機械の兵団。かつてはパワー不足だったが、ストラクチャーデッキによって大幅に強化された。 単体性能が非常に高いマシンナーズ・フォートレスを主軸に据えつつも、構築の柔軟性は高い。 OCGオリジナルの機械族デッキ A・O・J 宇宙生物ワームに対抗すべく開発された自律機械兵器。 光属性とリバースにメタを張る闇属性・機械族デッキ。 実際にメタとして機能しているのはごく数名で、他は洩れなく木偶の坊という中々なデッキだったり。それでも後述のカタストルという最高傑作を作り上げた功績はでかい。 オルフェゴール 妹を失った一人の男が造り上げた機械じかけの楽団。 墓地から除外することで展開し、除外されたカードを回収して制圧する闇属性・機械族デッキ。 十分な墓地肥しが必要だが、自分・相手ターン問わずの持久的な展開・制圧が可能になる。 かつてはその圧倒的な安定感・持久力・拡張性の高さから環境で大暴れし、テーマ内で3枚もの制限カードを輩出してしまった実績を持つ。 カラクリ 古風な人形がモチーフの地属性・機械族デッキ。将軍にして指揮官機の無零の膝下にて繁栄する、カラクリ人形の国。 モンスターの表示形式に関する効果を複数持ち、それをトリガーに数を並べていく。 迂闊に攻撃表示で展開すると低いステータスで強制攻撃をしかねない、扱いの難しいデッキでもある。 その反面、テーマ内のシンクロモンスターが全て「デッキからカラクリを呼ぶ」という効果を持ち、これを連続で発動する事により場を一気に埋め尽くせる程の爆発力も持ち合わせる。 ギアギア 歯車や乗り物をモチーフにしたデッキ。 ギアギアーノと呼ばれる小型ロボ達が、悪の科学者Dr.ギアック率いる悪のロボ・ワルギアーノ軍団に立ち向かう、というロックマンみたいな背景設定がある。 ガジェットにも似て堅実にアドを確保する方針であり、互いにサーチしたり特殊召喚を行う効果が多い。 エクシーズモンスターのギアギガントXはその便利なサーチ能力から、未だ一線級として使用されている。 機巧 日本神話×近未来メカのロマンあふれるテーマ。様々な大和の神々がメカニカルな動物になっている。 どのカードも「攻守が同じ」かつ、何かと「除外」に関連した効果を持つ。 特に特殊召喚や効果発動時に大量のカードを除外する必要のある《機巧蛇-叢雲遠呂智》は、その除外コストの多さに着目され紅いアイツとコンビを組んでいる事が多い。 水晶機巧 水晶をモチーフにした水属性・機械族デッキ。「Pの一族」の1つで、真竜皇バハルストスFを迎え撃つ透き通りし機械戦士。 シンクロ召喚デッキでありながら、相手ターン中に奇襲的にシンクロ召喚を行うことが基本戦術となる。 その中でも少々ヤバいアイツが色んなデッキで暴れまわっていた。 クリフォート 封印されていた「神の使い」が1つ。表向きは端末世界のセキュリティシステム、その本性は創星神 tierraが野心の為に用意しておいた生命体殺戮兵器。 OCGオリジナルデッキで初の、ペンデュラム召喚を主軸にした地属性・機械族デッキ。 レベルが下がる代わりに妥協召喚効果を持つ上級で構成され、ほぼ全てが自身のレベル・ランクを下回るモンスターの効果を受け付けない強力な耐性を保有する。 「クリフォート」モンスターをペンデュラム召喚し、「アポクリフォート」をアドバンス召喚して制圧を狙う。 幻獣機 実在する戦闘機をモチーフにした風属性・機械族デッキ。 ほぼすべてのカードが「幻獣機トークン」に何らか関与しており、デッキの回転において重要な役目を果たす。 幻獣機トークンの有無に対して融通が利かないデッキなので扱いが難しく「戦闘機なのにエンジンが無い」と揶揄されている。 音響戦士 楽器をモチーフにした風属性・機械族デッキ。 レベルや属性、種族を自由に変えて変幻自在のシンクロ召喚を得意とする。 融通が利きやすいラインナップのため、様々なデッキに出張する機会も多い。 ジェネクス 様々な自然物を利用して発電を行いつつ、環境保全を行っている心優しき機械生命体。 主軸となるジェネクス・コントローラーを中心に、様々な属性のカードと力を合わせてシンクロ召喚を行う。 コントローラーとウンディーネの出張セットは、何かと水属性デッキにお呼ばれする事が多かった。 派生テーマに外敵から身を守るため戦闘用に特化した進化を遂げた「レアル・ジェネクス」、A・O・Jによって改造された「A・ジェネクス」がある。 スプリガンズ 鋼の身体を得たススの精霊たち。 「何!?エクシーズ召喚とは、レベルが揃ったモンスターをオーバーレイするのではないのか!?」……と言いたくなるような特殊な方法でエクシーズを展開する。 閃刀姫 人が数えるほどしかいなくなり、人に似せたロボットばかりとなった未来にて、それぞれの国を護るために機動兵器を身に纏う少女達。 大量の魔法カードと機械族のリンクモンスター、そしてメインデッキに2種類だけの戦士族という歪な内訳のデッキ。 後に「賢者」を始めとするメインデッキ内に入るモンスターも増えたが、それでも基本は上述の2種がメイン。 EXゾーンの機械族・閃刀姫リンクモンスターを、各種魔法カードでひたすらアシストして戦う。 ダイナミスト 蒸気を吹き出すパワフルな鋼の恐竜。クリストロンと同じ「Pの一族」で、孤島にて逞しく生き抜く機械生命体。 クリフォートに次ぐ、ペンデュラム召喚を主軸にした水属性・機械族デッキ。 ペンデュラム効果により相手の除去を回避しつつ、戦闘によって効果を回していくデザインになっている。 ドライトロン 星の名を持つ機械の竜。 史上初となる機械族儀式モンスターを主軸にしたデッキ。 素材モンスターの攻撃力を元にして儀式召喚を行うという前代未聞の効果を持つカテゴリ儀式魔法の流星輝巧群を始め、今までの儀式デッキとは全く毛色が異なる。 F.A. F1のレーススポーツをモチーフにしたデッキ。 素の攻撃力は0のモンスターが多く、自身のレベルを参照して攻撃力を確定する効果と、レベルを下げて発動する効果を併せ持つ事が多い。 様々な効果で当該モンスターのレベルを上げ、効果を最大限に解き放つ。 ブンボーグ 身近にある文房具をモチーフにした地属性・機械族デッキ。 一見低攻撃力のモンスターばかりだが、爆発的に攻撃力を上げる効果を全員が有しているため、本気を出した際の総ダメージ量は真面目に数えるのもバカらしくなる。 かわいらしい見た目でも、遊戯王有数のバトルジャンキー集団である。 無限起動 エクシーズモンスターとリンクモンスターを使う、重機モチーフの地属性・機械族デッキ。 打点の高いモンスターを多数並べられる攻撃特化のデッキであり、破壊力の高さは折り紙付き。 エクシーズにおける「素材の数が効果使用回数のリミット」というネックを補う手段も持ち合わせており、文字通り「無限」に効果を「起動」し続ける事も出来なくはない。 R-ACE レスキュー隊をモチーフとした炎属性・機械族および戦士族の混成デッキ。 相手を「火事」や「災害」に見立て、相手の動きに呼応して大型を立てたり、妨害カードを撃ったりする。 特定モンスターがいるとセットしたターンでカテゴリ内の速攻魔法・罠を使えるのもポイント。 代表的な機械族モンスターカード あまりにも数が多すぎるので、 タグ:機械族 もご確認のこと。 モンスターカード 人造人間-サイコ・ショッカー お互いに罠カードの使用を止めてしまう永続効果を持つ。 遊戯王の最初期に登場したカードながら強いコントロール性能を持っており、脅威と恐れられていた。 現在では環境の高速化により一般的なデッキでの罠カード使用率は激減しているものの、罠カード主体のデッキにとっては相変わらず脅威となる。 スクラップ・リサイクラー 機械族版《終末の騎士》。オマケでレベル4・機械族・地属性モンスター2枚をデッキに戻して1枚ドローする。 カードプールが広いこともあって墓地肥しの恩恵は非常に大きい。 更に名前に「スクラップ」がついていたおかげでスクラップの展開ギミックを流用可能で、《スクラップ・ワイバーン》の登場で有用性が大幅に上がった。 デビル・フランケン 5000という膨大なライフコストと引き換えに、融合モンスターを特殊召喚する。 かつては1ターンキルの主役として、現在は盤石布陣のための歯車として大忙し。 カードガンナー 起動効果によるデッキトップ3枚の墓地送りと、破壊された時の1ドローで何が何でもアドを稼ぐ意気込みを見せる。もはや攻撃力アップはオマケ 後述の《機械複製術》にも対応しているためフィールドに並べやすく、三体並べて一斉に9枚の墓地肥しも行えるため、デッキの回転力を上げることができる。 サイバー・ドラゴン サイバー流の顔。星5だが、相手フィールドにのみモンスターが存在するとき、手札から特殊召喚できる。 使い勝手の良い効果と序盤でアタッカーになれるステータスを併せ持っていることから、サイバーデッキや機械族デッキに限らず、様々なデッキに出張している。 古代の機械巨人(アンティーク・ギアゴーレム) アンティーク・ギアの看板的存在。特殊召喚不可のデメリットを持つが、攻守3000のステータスと貫通効果、そして攻撃時に魔法 罠の発動を封じる効果を兼ね備えた強力なモンスター。 《古代の機械巨人─アルティメット・パウンド》という亜種の他に、素材として使用する融合モンスターが複数存在する。 機動要犀 トリケライナー 三回以上の特殊召喚をトリガーに、完全耐性&守備力2800で参上する。 しばらく無名のモンスターだったが、征竜が跋扈する2013年遊戯王の世界大会にて 当時のカードプールの【征竜】では手も足も出ないこの効果を最大限に生かし、世界大会優勝を果たしたことで一躍有名になる。 インスペクト・ボーダー 自分のモンスターゾーンが空でないと召喚・特殊召喚できないが、場に存在する限り、お互いに発動できるモンスター効果の回数を場のモンスターの種類(儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リンク)の数までに限定する。 モンスター効果による展開を強烈に縛る非常に優秀なロックカードであり、維持されると厄介なことこの上ない。現代の【メタビート】の顔役ともいえる存在。 除去しようにもレベル4の癖に打点が2000もあるので並大抵の下級モンスターでは相手にならず、デッキによっては冗談抜きでこいつ1体で詰むこともあり得る。 ただ《無限泡影》や壊獣などであっさりロック解除なんてのもよくある話なので過信は禁物。 機巧蛇-叢雲遠呂智 デッキの上から8枚を裏側除外することで手札・墓地からフリーチェーンで特殊召喚できる。また、自分のエクストラデッキを3枚ランダムに裏側除外することで場のモンスターを1体破壊する。 コストは重いが何の制約もなくレベル8の除去持ちの高打点をぽんと出せるため、相性のいいデッキは多い。 このカードをはじめとした手軽に展開できるレベル8モンスター(と一部の出張モンスター)でデッキを固め、ランク8エクシーズで戦う【8軸〇〇】というデッキタイプも存在する。 他には大量にカードを除外できるということで《紅蓮魔獣 ダ・イーザ》と組んで【叢雲ダイーザ】なるデッキが組まれたことも。 チューナーモンスター 幻獣機オライオン どこからでも墓地に送られればトークンを特殊召喚する宇宙船。 各種素材になった場合に効果を発動して、素材数を水増しできる。 後述の《水晶機巧-ハリファイバー》とは相性抜群で、そのままリンク4にこぎつける。 A・ジェネクス・バードマン 自分のモンスターを手札バウンスして特殊召喚する鳥型ロボット。 セルフ・バウンスコンボの中核を担い、様々な活躍をしてきたため長い期間制限カードに指定されていた。 ヴァイロン・キューブ 光属性シンクロモンスターの素材になった際に、装備魔法をサーチする立方体。 シンクロ召喚のディスアドを補うことも、コンボパーツを手繰り寄せることもでき、使い方は自由自在。 特に《旧神ノーデン》とは相性が良く、《再融合》をサーチして《旧神ノーデン》を蘇生し、 圧倒的な展開を可能にして見せた。 融合モンスター キメラテック・フォートレス・ドラゴン 機械族デッキの結晶たる融合モンスター…ではなく、《システム・ダウン》に並ぶ有名な機械族メタカード。 自分と相手の機械族モンスターを根こそぎ墓地に送って降臨する。 ただし現在では、墓地アドを許しているという点が深刻な問題点扱いされており、やや評価を落としている。 召喚獣メルカバー 出張専門テーマである召喚獣に属する一枚。アレイスター+光属性モンスターで作成可能。 見た目はケンタウロスっぽい騎士風ロボだが、人気テーマの再録中心パックである「SELECTION 5」では絵違いとして人型形態も登場した。 「手札一枚と引き換えに、それと同種のカードの発動を止めた上で除外する」というシンプルながら強力な制圧効果を持っており、それに加えてアレイスター1枚から光属性モンスターを出すギミックが複数考案されているので、召喚獣を使うデッキであればほぼ確実にこいつが出てくる。 一時期は光属性デッキに必ずいるレベルにまで暴れていたので制限カードになっていた事も。マスターデュエルでもテーマ内エースと思わしいエリュシオンを差し置いて、メルカバーが召喚演出持ちとなっている。 シンクロモンスター ダーク・ダイブ・ボンバー 昔々あるところに「D(だれが)D(どう見ても)B(ぶっ壊れ)」と恐れられた射出カードがありましたとさ。 攻撃による戦闘ダメージと、その後の射出による効果ダメージで無駄がなく相手を敗北させる。 かつての遊戯王最速禁止記録保持者(290日)。 フォーミュラ・シンクロン 遊戯王初のシンクロチューナー。 捻りもなく扱いやすい1ドローと、低いレベルのおかげでアクセルシンクロ狙いでなくても十分に使用できる。 A・O・J カタストル 一言で言えば闇属性以外絶対殺すロボ。 「相手が闇属性以外かつ破壊耐性が無い限り、ダメージ計算を行わず問答無用で殴り殺す」という緩い条件に反した凶悪な効果で神すらもボコしていたシンクロ初期の問題児。 どこぞのヤバい魔導書や、どこぞの赤い鎧の狼男の様に簡単に手に入る字レアだったのもポイント。更にレベルは5と出しやすさまで兼ね備える。 今でこそ破壊耐性や効果無効化が行き渡っているので脅威度は下がっているが、かつての暴れっぷりは決闘者の記憶に刻まれているものと思われる。 遊戯王マスターデュエルでもテーマのエースであるディサイシブ・アームズやフィールド・マーシャルを差し置いて召喚演出を持っているほど。 さらにはソロモードのストーリーも要約すれば「カタストル鬼強えええ!!このままワーム全員ぶっ殺していこうぜ!!!」ともいえるもので、色々迷走気味だった初期のA・O・Jが一致団結して作り上げた最強の機体であったと説明された。 エクシーズモンスター ギアギガント X 機械族モンスターをサーチorサルベージできるランク4のエクシーズモンスター。ギアギアの看板にして代表カード。 出しやすい上に優秀な中つなぎ役として、基本的に機械族デッキにおいてのEX優先度は高め。 No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク 大量のトークンを生成するエクシーズモンスター。 リンク召喚が実装された際にそのポテンシャルを最大限発揮し、今やランク7を扱えるデッキの特権になっている。 宵星の機神ディンギルス オルフェゴールに属するランク8エクシーズ。 レベル8×2で普通に出せるほか、「オルフェゴール」リンクモンスターに重ねてエクシーズという召喚条件を持つため、リンクデッキである本家でも取り扱いは優秀。 着地時に自分の除外されている機械族をエクシーズ素材にするか、フィールドのカード1枚を選んで墓地に送る強力な除去効果のいずれかを使える。 更にはエクシーズ素材1つで自分の場のカードをなんでも破壊から守るというおまけにしては強すぎる効果も有している。 その取扱いの良さから、オルフェゴールの域を飛び出してランク8トップクラスの実力者という評価を確立している。 天霆號アーゼウス ランク12だが、Xモンスターが戦闘を行ったターンに自分のXモンスターに重ねてエクシーズという驚異的な召喚条件を持つ。 あらゆるエクシーズモンスターから着地し、フリーチェーンの全体除去を行える。 機械族に限らずほぼあらゆるエクシーズモンスターに重ねることが可能。 その強烈な効果とゆるゆるな召喚条件はエクシーズに革命をもたらしたと言っても過言ではなく、某引きこもりがこいつと相性がいいという理由だけで突如高騰するなど、環境でも強烈な存在感を放っている。 ただエクシーズ素材2個を使うため、モンスターによっては重ねても意味がない場合がある。 リンクモンスター 水晶機巧-ハリファイバー リンク召喚時にチューナーを呼び出せ相手ターンでシンクロチューナーを出せる。 《幻獣機オライオン》を呼び出すことで、チューナーさえ入れていれば一気にリンク4にまで到達することが可能になる。 本来はシンクロ召喚サポートを狙いとして作られたのだろうが、制約が緩い為に汎用リンクモンスターとして機能している。 そしてあまりにも活用されありとあらゆるコンボに使われまくった結果、ついに禁止カードとなってしまった。 ユニオン・キャリアー デッキ・手札のモンスターをフィールドの種族か属性が同じモンスターに装備できる、汎用効果を持つリンクモンスター。 疑似的な墓地肥し、「フィールドから墓地へ送られた時/破壊された時」を満たす、バウンスして疑似的なサーチ、融合素材調達など、無限の可能性を秘めている。 中でも《破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を使ったお手軽EXデッキ封殺は悪名を轟かせており、それが決定打となり海外では日本より早く禁止カードに指定され、後に日本でも禁止カードとなった。 魔法 機械複製術 多くの人が機械族サポートと言われて真っ先に思いつくであろう一枚。 「攻撃力500以下の機械族」が場にいるとき、同名モンスターを二体までデッキから特殊召喚する。 対象になるモンスターが厳しく制限されているものの「デッキから二体を、特に用途制限もなく特殊召喚」という破格の展開アシストを可能にする。 「機械複製術に対応しているか否か」は、機械族モンスターにおける重要な評価項目の一つ。 「元々の種族・攻撃力」指定ではないため、例えば何らかの方法で攻撃力を500以下に下げても複製術を使用できる。 あまりにこのカードが優秀すぎる反動か、「デッキから特殊召喚できない」等の制約を持つモンスターも少なくない。 リミッター解除 機械族=ハイリスクハイリターンで爆発力が高い、を裏付ける一枚。 エンドフェイズ時に破壊されるものの、自分フィールドのすべての機械族モンスターの攻撃力を倍にする効果を持つ。 ただでさえステータスに恵まれた機械族モンスターが多い中で全体強化を行えば、相手のLPはどれだけあっても足りない。 機械族の戦闘における切り札になる。 パワー・ボンド 機械族=ハイリスクハイリターンで爆発力が高い、を裏付ける一枚。 機械族専用融合召喚を行い、元々の攻撃力分だけ上乗せし、ただしエンドフェイズに上乗せした分の攻撃力分のダメージを受ける。 対応する融合モンスターもサーチ手段も少ないものの、ロマンあふれる効果に加えアニメで大々的に活躍したこともあり、人気の高い一枚になっている。 圧倒的攻撃力に憧れて意気揚々と《パワー・ボンド》を使ったものの、魔法の筒で敗北したなんて経験もあるのではないだろうか。 アイアンコール 機械族用の蘇生魔法カード。 既にフィールドに機械族モンスターがいることを条件に、レベル4以下の機械族を墓地から特殊召喚する。 予め機械族を用意しないといけない点や蘇生したモンスターの効果は無効になるなど無視できない難点もあるが それを補って余りあるほどに、使い勝手の良い蘇生カードとして採用が狙える。 システム・ダウン こちらもキメフォと並ぶ機械族メタカード。 1000ライフと引き換えに、フィールドと墓地の機械族を全て除外してしまう豪快な効果。 サーチ手段が無いこととフリーチェーンで使えないことが難点。 機械仕掛けの夜-クロック・ワーク・ナイト- ANIMATION CHRONICLE 2022にて登場した永続魔法。元々はBIG5の一人、機械軍曹/"BIG4"大田が用いていたアニオリカード。 効果は場のモンスターの種族を全て機械族に変えるという、どこぞのアンワじみた豪快なもの。 場にいる自分のモンスターは全てリミッター解除の範囲内になり、種族に関係なく相手のカードをフォートレスで吸うことも出来るようになる。 更に自分のモンスターは攻撃力が500上昇し、相手は逆に攻撃力が500低下する永続効果により、殴り性能に秀でる機械族の戦闘性能を高められる。 オマケ効果として、墓地のこのカードを除外し手札1枚と引き換えに地属性機械族モンスターをサーチ可能。 地属性かつ機械族といえばカラクリ、列車、古代の機械、マシンナーズ、無限起動etcとテーマが豊富なので、これらの展開補助に繋げることもできる。 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 機械複製術はサーチ出来ないから許されてるくらいのポテンシャルあると思う -- 名無しさん (2021-11-20 00 50 44) ABCが強過ぎて軽いトラウマ -- 名無しさん (2021-11-20 01 16 50) 魔法があって罠がないのは何故なのか…… -- 名無しさん (2021-11-20 02 22 22) 「機械族」という種族デッキを作ろうとすれば少々歪なものになってしまう。 地属性機械族という括りなら結構形にアナルと思うぞ -- 名無しさん (2021-11-20 03 01 29) 無かったんかこの項目。罠だとリンクスで活躍したパルス・ボムくらいか? -- 名無しさん (2021-11-20 04 57 12) VWXYZやビークロイド、バンデッドキースのリボルバードラゴンやボマーのリアクターシリーズ、人造人間、ディフォーマーとパワーツールドラゴンや、先史遺産は原作、アニメ関連だし追記したい。OCGだと星遺物、超量機獣なども追加を考えている。代表のカードにも未来融合とのコンボで暴れたキメラテックオーバードラゴンなどを入れおきたい。大規模編集になりそうだけど。 -- 名無しさん (2021-11-20 06 09 44) あと、アニメ関連ならキャラなりきりができるのはIVに限ったことではないから『何より「あの」IVさんのロールプレイができる』というちぐはぐに見える記述などにも手を加えたい。 -- 名無しさん (2021-11-20 06 13 06) 今や瞬間火力や殲滅力に重きを置いた、パワーカードに溢れた種族と云った印象…キメラテック・フォートレスとシステム・ダウンは勘弁な。 -- 名無しさん (2021-11-20 16 19 19) ↑3 どんどん追加していいと思うよ -- 名無しさん (2021-11-21 07 59 08) ゲートオブヌメロンも機械族だったよね。OCGではリミッター解除なんかと併せて使う機械族特有の脳筋のイメージ。 -- 名無しさん (2021-11-21 09 56 08) リミッター解除が切り札だったあの頃 -- 名無しさん (2021-11-21 15 07 02) 機械なのにあんまり融通(シナジー)が利かないのは規格が違うからと思うとしっくりきちゃった。 -- 名無しさん (2021-11-21 15 35 49) ディフォーマーも大体は機械族か、これもボードン1キルとか脳筋だよな -- 名無しさん (2021-11-27 01 27 39) 荒らし報告スレ10の313で指摘されていた表現を修正 -- 名無しさん (2022-01-22 17 21 30) ショタキャラがよく使っている気がする。 -- 名無しさん (2023-01-13 21 57 39) トリケライナーの所で世界大会優勝と書いてるが優勝はしていなくね -- 名無しさん (2024-04-26 19 30 26) 名前 コメント
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登録日:2011/09/09(金) 10 18 17 更新日:2024/04/17 Wed 03 29 22NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 SD SD新規収録カード アンデットワールド アンデット族 フィールド魔法 フィールド魔法優遇枠 種族操作 遊戯王 遊戯王OCG 魔法カード 《アンデットワールド》(以下UW)とは遊戯王OCGに登場するストラクチャーデッキ、及び同デッキに収録されたカード。 《アンデットワールド/Zombie World》 フィールド魔法 (1):フィールドの表側表示モンスター及び墓地のモンスターは全てアンデット族になる。 (2):お互いはアンデット族モンスターしかアドバンス召喚できない。 概要 初登場は2008年6月21日に発売された「ストラクチャーデッキ-アンデットワールド-」。 10年近い歴史を持つ遊戯王OCGの中で全カード初の「墓地の種族を変更する」カード。 どこぞのヘルカイザーがバカバカ墓地の種族を変えていた為に意外に思うかも知れないが、輪廻独断は11期になって「ANIMATION CHRONICLE 2021」にて登場した。 その効果は強力でアンデット一択だが、影響力は凄まじい。知っての通り、アンデット族は蘇生カードが充実した展開力に特化した種族である。 つまりこのカード一枚でその展開力が更に向上すると言う事である。 また、ヴェノミナーガ様やインヴェルズを一枚で事実上無力化できるのも隠れたポイント。帝モンスターにも刺さるが帝にはアンデットの最上級モンスターも存在してる為対処される事もある。 全てのカードがアンデットということはつまり全てのカードが場に出た途端に蛆のわいたようなゾンビになってしまうということ、 つまりBMGや霊使いまでもが…あ、でも吸血鬼っぽくなるならそれはそれで。 機械族やサイバース族がアンデットになるというのはどういうことなんだ ただし、アンデット以外には強烈なメタとして働くものの、肝心のアンデットデッキにはあんまり恩恵がないのが悩みどころ。 アンデット関連のサポートがアンデット以外のモンスターに使えるようになるだけであり、アンデット族自身にはこのカードは全く影響しない。使うならばメタを意識するか、事実上こいつが必須となる下記のサポートカードとの組み合わせを前提とすべきだろう。 関連カード 《イモータル・ルーラー》 効果モンスター 星4/地属性/アンデット族/攻1800/守 200 このカードは特殊召喚できない。 (1):このカードをリリースし、自分の墓地の「アンデットワールド」1枚を対象として発動できる。 そのカードを手札に加える。 海外で誕生したUWサポートカード第1弾。 自身をリリースしてUWをサルベージするのだが……どこからも特殊召喚できないデメリットに見合っているとは言い難い。 《グローアップ・ブルーム》 チューナー・効果モンスター 星1/闇属性/アンデット族/攻 0/守 0 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードが墓地へ送られた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。 デッキからレベル5以上のアンデット族モンスター1体を手札に加える。 フィールドゾーンに「アンデットワールド」が存在する場合、手札に加えず特殊召喚する事もできる。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。 《グローアップ・バルブ》がアンデット化したと思しきモンスター。 上級以上のアンデットをサーチする効果はUWと何ら関係ない。 しかしUW適用下ではそのまま特殊召喚、つまりサーチのみならずリクルートが可能となる。 《屍界のバンシー》 効果モンスター 星4/闇属性/アンデット族/攻1800/守 200 このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、 フィールドゾーンの「アンデットワールド」は効果の対象にならず、効果では破壊されない。 (2):フィールド・墓地のこのカードを除外して発動できる。 手札・デッキから「アンデットワールド」1枚を選んで発動する。 この効果は相手ターンでも発動できる。 儚げな見た目をしているが、大半の下級モンスターと殴り合える攻撃力を持つバンシー。 デッキからもUWを発動できる効果は手札に加えないので《灰流うらら》が効かず、コストで除外するので《墓穴の指名者》も直接チェーンできない。 相性の良いカード ◆《生者の書−禁断の呪術−》 ◆《馬頭鬼》 お馴染みアンデット用蘇生カード。 UWがあるだけで自分の墓地の全モンスターが無条件で完全蘇生が可能になり、生者の書の方はついでに相手墓地も荒らせる。 相手からしてみれば堪った物ではない。 ◆《ゾンビ・マスター》 ↑と同じくアンデット限定蘇生カード。 違いは対象が☆4以下のみなのと、相手の墓地のモンスターも蘇生可能な点。 此処からシンクロやエクシーズに繋げられるとふつくしい。 ◆《地獄の門番イル・ブラッド》 こちらも墓地の全てのモンスターが蘇生対象になる。まぁ自分が破壊されれば蘇生したモンスターも破壊されるが。 ◆《真紅眼の不死竜》 UW適用下ではサイズの小さいゴヨウになる。ただしこちらは特殊召喚の表示形式が自由なので、そのまま追撃できる。 ◆《アンデット・スカル・デーモン》 アンデット限定で効果破壊耐性を付加する。 召喚は難しいが、成功すれば中々のしぶとさを発揮できる。 ◆《デスカイザー・ドラゴン》 特殊召喚成功時、相手の墓地のアンデット族モンスター1体を攻撃表示で自分フィールドに蘇生する。 アンデット・スカル・デーモンよりシンクロ召喚しやすい。 ◆《月風魔》 コナミの名作「月風魔伝」の主人公。悪魔・アンデット族キラー。 UW適用下では相手を問答無用で破壊する万能除去と化す(戦闘を介する必要があるが)。 寝取られた時が大変だが……。 つか、同デッキにも入ってる対の存在・龍骨鬼より相性良いって……。 ◆《冥界龍 ドラゴネクロ》 漫画版ルドガーの融合決闘竜。フィールドのモンスターが全部アンデットになるので簡単に召喚できる。 さらに「龍の鏡」で墓地融合も可能、「超融合」なら相手のモンスターをかっぱらって呼べる、となかなか好相性。 そして呼び出せばコイツもアンデットになるのでサポートが共有できる。 ◆《死霊王 ドーハスーラ》 リニューアル版ストラクチャーデッキについてくる同族殺し。 詳細は個別項目に譲るが、アンデットワールドが出ているととんでもない能力になる。 ◆《群雄割拠》 フィールド上の種族の統一を強制する永続罠。 併用するとフィールドに自分のモンスターが存在するプレイヤーは手札・デッキ・除外ゾーンからアンデット族しか出せなくなり、アンデットでない種族を中心としたデッキは行動が滅茶苦茶縛られる。 ただ、蘇生には影響がないことや、先にアンデットワールドを発動しているとフィールドには干渉しないことがネック。 ◆《センサー万別》 群雄割拠とは逆に、フィールド上の種族の不統一を強制する永続罠。 併用するとフィールドに自分のモンスターが存在するプレイヤーはアンデット族が出せなくなる。 また、アンデット族以外の種族を出すと、フィールドに出たとたんモンスターが1枚になるよう墓地に落とさなければならなくなる。 要するにフィールドにモンスターが1枚しか維持できなくなるので、群雄割拠とは違った形で行動が滅茶苦茶縛られる。 自分も影響を受けやすいのでデッキを選ぶのが難点だが、発動タイミングや順番を問わずロックがかかるのは利点。 ここまでカードの解説をしてきたが、SDの方に触れないのも可哀想なので少し解説しよう。 タイトル通り今回のテーマは【アンデット族】。第6期最初のSDである。 パッケージを担当するのは《真紅眼の不死竜》 テーマ通り、収録カードは殆どがアンデット族で占められている。 収録カードも中々豪華で、《カース・オブ・ヴァンパイア》《ゲルニア》《ブラッド・サッカー》等の絶版だった限定カードや 《手札抹殺》《和睦の使者》等11枚ものカードが再録された。 しかし、現在禁止となっているカードや新規カードと相性の悪いカードも幾つかあり、大分手を加える必要がある。 また、「墓地の種族も統一する」ということで『一族の結束』を使いたくなるが、 アレは墓地の「元々の」種族を参照するという裁定がでている(09/06/14)ため、相性はよくない。 ただし、フィールド上の種族は元々でなくて構わないため、相手の結束に対するメタとして機能する。 こちらが使う場合は真紅眼の不死竜等で相手モンスターを奪った際にそれを強化するために使うとよい。 余談 タッグフォースSPではイシズのシナリオで出て来るゾンビ・マスターが使用して来るのだが、なぜかその際に目線カットイン+専用台詞が存在するという謎の優遇措置を受けている。 ちなみに台詞内容は「おもしろき こともなき世を おもしろく……ギャハハ! アンデットワールド!」というもの。 追記・編集は機械族をアンデット化させてからお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 機械族の場合はスクラップみたいな感じになるのでは? 漫画で時の魔術師の効果で錆びたリボルバードラゴンみたいに -- 名無し (2013-05-10 19 10 01) 魔導にも征竜、炎星という現環境トップのほとんどに強いのにサイクロン無制限なせいでイマイチ活躍出来ないのが辛い。 -- 名無しさん (2013-05-10 23 09 49) これとDNA移植手術あればマンモスの墓場がやっと原作と同じになれるな。 -- 名無しさん (2013-09-12 23 16 41) ファンデッキとかの天敵 -- 名無しさん (2014-04-02 14 08 42) 一族の結束は「元々の種族」を参照するから終末の騎士とかを入れにくくなるのがね…そうじゃなかったらさすがに強力すぎだけど -- 名無しさん (2014-05-15 18 44 43) ↑5スクラップモンスターが更にスクラップになったらただのゴミじゃないですか… -- 名無しさん (2014-08-05 12 12 02) 聖騎士も装備が殆ど剥げる。この効果を内蔵したモンスターとか出ないかな -- 名無しさん (2015-10-24 19 54 13) まぁ機械族は憑依された付喪神みたいになるんだろう。 -- 名無しさん (2015-10-26 14 45 36) 一族の結束って元々の種族しか参照にしないから月風魔以前にまず入らないカードだと思うんだが -- 名無しさん (2016-11-17 12 07 13) ↑場のカードは元々じゃなくてもよくなかったっけ? アンデットワールド上なら相手モンスターも同種族になるから相性は悪くない気もする -- 名無しさん (2016-11-17 12 51 51) アンデ統一ならいいかもしれないけど上の通り終末の騎士とかマスマとか墓地送りできるカードをいれないのはアンデとしても厳しいからね -- 名無しさん (2016-11-17 13 23 57) 店での購入時に渡す札では「アンテッドワールド」と誤植されていた。元々アンデットという表記自体が誤りなのにそこから更に誤るとは・・・ -- 名無しさん (2016-11-17 13 45 22) このカード出る前からアンデット族は相手の墓地を参照してた -- 名無しさん (2018-03-03 13 26 27) ゴブゾン入れてほしかった。 -- 名無しさん (2018-03-04 08 10 52) 機械より岩石の方が謎な気がする。機械に関しては「死=直しようがない決定的な故障」という解釈ができるが、石が死体になるってなんなんだ -- 名無しさん (2020-08-05 23 08 11) 今やサイバースっていうもう一つ謎なのもいる。そもそも電脳空間の存在なのに -- 名無しさん (2021-08-08 04 51 10) ↑別作品になるけどFateのデッドフェイス(死を迎えながらも死にきれない精神情報が無理矢理肉体を動かしてる、謂わば電脳ゾンビ)が近いかも? -- 名無しさん (2023-01-03 11 47 21) アルバスの落胤やティアラメンツもドラゴネクロ採用軸なら十分イケる。 -- 名無しさん (2024-04-17 03 29 22) 名前 コメント
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登録日:2012/04/01(日) 19 12 29 更新日:2024/05/10 Fri 18 43 02NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 LE新規収録カード どうしてこうなった クリアー・ワールド フィールド魔法 メタカード 属性 弱体化 藤原優介 遊戯王 遊戯王GX 遊戯王OCG この世界のクリアーは不可能だ! 遊戯王GX、および遊戯王OCGのフィールド魔法カード。 アニメにおいて藤原が使用した。 やや遅れてOCG化されたためタッグフォース3ではオリジナルカードで登場した。 ちなみに冒頭のしょーもないダジャレ一文はこのカードが初登場したGX第174話にてこのカードを「今日の最強カード」のコーナーで紹介した際の藤原のセリフである。 □アニメ効果 フィールド上に表側表示で存在するモンスターの属性によって、 そのモンスターのコントローラーは以下の効果を適用する。 ●光属性:自分は手札を公開し続けなければならない。 ●闇属性:自分は攻撃宣言をする事ができない。 ●地属性:自分のエンドフェイズ時に自分フィールド上に存在するモンスター1体を破壊する。 ●水属性:自分のエンドフェイズ時に自分は手札を1枚捨てる。 ●炎属性:自分のエンドフェイズ時に自分は1000ポイントのダメージを受ける。 ●風属性:自分は魔法カードを発動できない。 相手依存とはいえ中々強力な拘束力を持っている。 光は相手の手が読みやすくオネスト対策にも有効 闇は高打点が生かせない 地は場を維持できない 水は補充を妨げる手札破壊 炎は毎ターン1000バーン 風は魔法を封じる 六武衆など属性が多様なデッキには特に有効。 ただし自分も相手も効果の対象となっているため自分も負の部分を追ってしまうのと、戦略を固定しづらいのが欠点か。 自分に降りかかってくるデメリットは属性の無いクリアーモンスターで防げるため専用のデッキを組めば強力といえば強力である。 藤原によると、このカードはカードが持つ「個性」によって「罰」を与えるらしい。また藤原はこの効果を「ネガティブエフェクト」と呼んでいた。 なお、テキストを見て分かる通り三幻神など神属性のモンスターは唯一このカードの影響を受けない。 さすが神といったところか。 タッグフォースでは、藤原はクリアーモンスターに加え、比較的デメリットの小さい光属性モンスターを使ってくる。 しかし、お互い効果を共有することを除けば強力な効果なためコンマイに目をつけられてしまうのだった…… 以下OCGカード フィールド魔法 このカードのコントローラーは自分のエンドフェイズ毎に500ライフポイントを払う。 または、500ライフポイント払わずにこのカードを破壊する。 お互いは、コントロールしている属性によって以下を適用する。 ●光:自分は手札を全て公開し続ける。 ●闇:自分フィールド上のモンスターが2体以上の場合、自分は攻撃宣言できない。 ●地:自分のスタンバイフェイズ時、自分の表側守備表示モンスター1体を破壊する。 ●水:自分のエンドフェイズ時、自分の手札を1枚捨てる。 ●炎:自分のエンドフェイズ時、自分は1000ポイントダメージを受ける。 ●風:自分は500ライフポイント払わなければ魔法カードを発動できない。 ……もはや言うまい。大幅に弱体化した。 まず初めに維持コストが必要になること。たかが500なのか500もなのかは個人の考えしだいだが。 次に闇・地・風の大幅弱体化。特に地と風。 闇はシンクロやエクシーズで数を減らせるためBFをメタることには適さなくなった。 地は守備表示でいること前提なためもはや有って無いようなもの 風はたかが500程度のライフコスト ……といった弱体化具合。コンマイェ…… タッグフォースでもOCG化以降はこっちになった。 弱体化していない光・水・炎属性への効果はOCGでもなかなか強力で、対光属性の効果は流行の手札誘発対策にもなる。 しかし、いかんせん遭遇率が高い闇属性への影響力が弱まってしまったのが辛い。 メタカードとしてサイドデッキに忍ばせておく前提ならまだ使いようがあるかもしれないが…。 これに伴いクリアーモンスターもOCG化された。 藤原のエースモンスター、クリアー・バイス・ドラゴンである。 ……これだけ? そう、このカードだけ といってもオリカ時代とは違いこのモンスターだけでデメリットを防げたり効果耐性を持ったりと強化された。 ……戦闘耐性は無くなったが。なおアニメは両方備わっている。 詳しくは項目を参照。 ……他のカードはこいつの存在的にOCG化は難しそうである。 □以下相性のいいカード コントロール転移カードや相手の場に特殊召喚できるモンスターと併用すれば、ある程度戦術を確立できる。 基本的に「半数近くが貧弱なネガティブエフェクトなら、能動的に特定の属性を押し付けてやろう」という発想に基づく。 ラヴァゴーレム 除去ついでに破格の2000バーン 精霊術師 ドリアード 送りつけることで4種類のデメリットを一度に付与する。 実際には1000バーンとハンデス以外は活きづらいが、それなりに有効。 強制転移 相手が一色の場合の対策 DNA移植手術 わざわざ一種類にするのは欠点だが確実に効果が期待できる。 相手に使われ神にされたら死ねる。 千六百七十七万工房 相手の場に表側表示モンスターがいれば毎ターン全てのデメリットを付与できる。 ある意味一番の救済カードかもしれない。 地属性アタッカー 超重武者以外の地属性モンスターは効果の影響を受ける機会が少ないので【地属性】のサポートとして使うのも手かもしれない。 神属性でも影響を受けないが、あちらには神縛りの塚という強力な専用サポートがあるので優先順位は落ちる。 「アニヲタの個をなくし、全てを冥殿のもとへ!フィールド魔法アニヲタのwiki!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 神に効かないってのは皮肉だな~ -- 名無しさん (2013-08-19 03 28 40) 俺にとっては心を折られたカード。クリアモンスターがOCGに登場するの楽しみにしてたんだけど、これじゃ絶望的だからね。 -- 名無しさん (2014-07-12 20 42 21) でもクリアー・バイス・ドラゴンは案外使えるよな。クリアー・ワールド?知らんな -- 名無しさん (2014-07-12 21 36 25) ぶっちゃけ、オリジナルも当時としてはそれほど強くなかった気がする。むしろダークモンスターの最盛期だったからいいメタになったと思うのに・・・ -- 名無しさん (2014-07-13 00 06 33) 何を思ってここまで弱体化したのだろうか -- 名無しさん (2015-05-16 07 27 57) 5D's時代のアニメカードのOCG化ってかなり酷かった覚えがあるけどこいつもその中で犠牲になった1枚。 -- 名無しさん (2015-09-11 13 30 41) 5D'sじゃなくてGXだろ -- 名無しさん (2015-12-09 23 46 20) こいつがカード化されたのは5D'sの頃だろ -- 名無しさん (2016-01-09 15 31 43) リンクスで登場したら強いのではないかと思うカード -- 名無しさん (2017-01-10 17 36 12) この頃のコンマイは別物効果にすることが多かった気がする -- 名無しさん (2017-01-10 17 58 55) 新規強化してほしいテーマ属性を虚無にするはバトルのロマンだし -- 名無しさん (2020-06-05 22 14 37) クリアーモンスター本来はダークネスと同じ闇属性なんだよね -- 名無しさん (2020-06-05 22 28 48) レインボールインがエラッタで簡略化された為、現在は魔法・罠カードで最も効果テキストが長いカード。しかもルインと違って元々割と簡略化気味なテキストの為、9期テキストに直すとむしろ文字数が増える為再録が絶望的なカード。属性効果の弱体化はともかく、維持コストは要らなかっただろと思う。 -- 名無しさん (2023-04-23 22 43 44) 効果の弱体化も必要かこれ? -- 名無しさん (2023-04-23 22 53 09) ↑ぶっちゃけ当時レベルでも必要ない。風だけはそのままだとこれを割る手段の多くを封じてしまうから弱体化は仕方ない…がせめて1000ぐらいはコスト要求して欲しかった。まあ、最も当時の風属性デッキといえば【ハーピィ】で -- 名無しさん (2023-04-24 21 13 55) その中核である《ハーピィの狩場》に対しては不利なんだが… まあ、当時のアニメカードのOCG化が如何に杜撰だったかの一例だね… -- 名無しさん (2023-04-24 21 18 00) 祝!!シリーズカード発売 -- 名無しさん (2024-05-10 12 25 31) 名前 コメント
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デュエルチェイサー使用カード 効果モンスター 《ジュッテ・ナイト》 《サスマタ・ガードナー》 《トラパート》 《ジュッテ・ロード》 《ヘル・セキュリティ》 ▲画面の上へ 融合モンスター 《ゴヨウ・エンペラー》 ▲画面の上へ シンクロモンスター 《ゴヨウ・チェイサー》 《ゴヨウ・プレデター》 《ゴヨウ・カタパルト》 ▲画面の上へ 魔法カード 《ゴヨウ・アロー》 《死者蘇生》 《バトル・ロック》 《融合》 《回避》 ▲画面の上へ 罠カード 《ロスト・スター・ディセント》 ▲画面の上へ